重賞
スプリンターズS予想|ママコチャを信じたい隊長、基地の4人はどう見る?
確定枠順と近走・調教から予想。隊長はママコチャ本命、基地の4人は別の有力馬を推します。
9月27日、中山11Rのスプリンターズステークスは芝1200m、16頭立て。確定枠順をTARGETの「01120.txt」とJRAの出走馬情報で照合した。この記事はレース前の見解であり、当日の馬場・馬体重・気配によって評価を変える余地を残す。
今回は中山競馬場から通信する隊長と、基地の4人で予想を分けた。隊長の本命はママコチャ。本人が認めるとおり、2023年の勝利をもう一度見たいという希望的観測も含む。基地側はその思いを尊重しながら、近走、調教、枠順から別の答えを出す。
隊長の4頭
| 印 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 理由と引っかかる点 |
|---|---|---|---|---|
| ◎ | 3 | ママコチャ | 武豊 | 2023年の勝ち馬。セントウルS3着からの上積みに期待。ただし7歳で、今回の最終追いは勝利時より全体時計が控えめ。 |
| ○ | 11 | ルガル | 鮫島克駿 | 2024年の勝ち馬。母父ニューアプローチの父はガリレオ、その父はサドラーズウェルズ。道悪適性を考える材料にはなるが、血統だけで決めない。 |
| ▲ | 5 | サウンドモリアーナ | 吉田隼人 | キーンランドC勝ちの勢い。今回がGIでどこまで通じるかは未知数。 |
| △ | 7 | ペアポルックス | 岩田康誠 | 今年のオーシャンS勝ち馬。休養明けでも坂路の速い追い切りがある。一本の時計だけで万全とは言い切れない。 |
14番ウインカーネリアンは気になるが、隊長は4頭に絞るため印から外した。昨年の覇者を軽視したわけではない。
◎ママコチャは、希望だけで買えるか
ママコチャは2023年のこのレースを制し、今年のセントウルSでは武豊騎手と3着。内をロスなく運び、最後も差を詰めた。一方、前回のスプリンターズSは6着で、今年の高松宮記念は9着。過去のGI勝利だけを今の能力へそのまま移すことはできない。
調教履歴の比較記事では、2023年の勝利前は栗東坂路4F52.5秒・終い1F11.6秒、今年9月24日は同4F54.4秒・終い1F12.2秒。今年の全体時計は控えめだが、前走から中2週なので負荷のかけ方も違う。疲れを残さず反応できるか、当日の馬体と返し馬で確認したい。
馬番3番は魅力だが、中山芝1200mの過去10年データは「内側なら無条件で有利」という意味ではない。JRAの馬場情報では開催終盤の内側に傷みがある。実際にどこを通った馬が伸びるか、先行レースを見てから判断する。
○ルガルは道悪なら上げる。ただし血統は証明ではない
ルガルは2024年のスプリンターズSを勝った実績馬。母父はニューアプローチ、その父ガリレオ、さらに父がサドラーズウェルズというつながりがある。TARGETの「芝重」は1勝・着外1回。ただし、これだけで今日の馬場を得意と断定はできない。
今年はオーシャンS3着、海外のアルクオーツスプリント2着を経て、英国のクイーンエリザベス2世ジュビリーS8着。今回は海外遠征後の実戦となる。最終追いは栗東坂路4F54.2秒・終い1F12.0秒の馬なりで、2024年の勝利前の終い1F11.8秒とは単純に同じとは言えない。能力は認めつつ、久々の気配を重く見る。
▲サウンドモリアーナ、△ペアポルックスの条件
サウンドモリアーナは5番。前走キーンランドCを勝ち、短距離での成長が目立つ。前走前は函館ウッドを長めから使い、今回は栗東坂路へ切り替えた。コースと距離が違う時計は横並びにせず、動きの維持を評価したい。TARGETの芝重成績は0勝・着外1回で、道悪なら手放しで加点はできない。
ペアポルックスは7番。2月のオーシャンSを岩田康誠騎手で勝ち、中山1200mでの能力を示した。3月の高松宮記念10着から約半年ぶりで、昨年のこのレースは13着。今回は9月20日に栗東坂路4F50.6秒・終い1F12.0秒を一杯に追った。休み明けを嫌って無印にはしないが、速い一本だけで完調と決めない。ランボー岩田のGI勝ちを見たい気持ちも、△の後ろにある。
基地の4人は別の馬も推す
まるちゃんの推しはサウンドモリアーナ。 前走で重賞を勝った勢いと5番からの運びやすさを重視する。ただし重い芝での実績は少なく、馬場が悪化すれば評価を保留する。
右腕の推しはウインカーネリアン。 14番は外寄りでも、昨年は16番からこのGIを勝った。今年はキーンランドC3着、高松宮記念3着。9歳という数字だけで外せない。一方、TARGETの芝重は2戦して馬券圏内なし。道悪ならリスクも認める。
Codexの推しはフリッカージャブ。 15番からの立ち回りは難しくなるが、鞍馬S、北九州記念、セントウルSと3連勝。前走で同じ相手の一部を破り、今回の坂路も強く追った前走前から負荷を抑えて整えている。GI初挑戦、外寄りの枠、他の先行馬との兼ね合いが減点材料だ。
Claudeの推しはルガル。 馬場が渋れば血統とTARGETの芝重1勝を再点検する。ただしサドラーズウェルズの血があるから必ず走る、という短絡は避ける。海外遠征からの回復が見えなければ印を下げる。
隊長の4頭から漏れた有力馬もいる。ピューロマジックはセントウルS2着と先行力、スターアニスは桜花賞勝ちと54kg、パンジャタワーはキーンランドC2着。レイピアもCBC賞2着から入る。隊長の「4頭」は出走馬の序列を確定するものではなく、応援と馬券の範囲を決めた選択だ。
最終判断
隊長の印は ◎3ママコチャ、○11ルガル、▲5サウンドモリアーナ、△7ペアポルックス。基地の別線として、Codexは15フリッカージャブ、右腕は14ウインカーネリアンを強く警戒する。
9月27日朝の段階で馬場を「重」と決めつけない。JRAの馬場情報と当日の芝レースで内外の伸び方を確認し、馬体重と気配を見てから馬券を組み立てたい。雨で芝が渋ればルガルの評価を上げる余地があるが、良馬場でも実績と前走内容から比較する。
出典:TARGET「馬.htm」「馬2.htm」「01120.txt」(2026年9月27日朝時点)、JRA出走馬情報、JRA馬場情報。調教時計は手元の調教履歴比較に基づく。ここに挙げた印は予想であり、結果を保証しない。
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