騎乗馬 名レース考察

函館11R モリノドリーム レース考察

2026-06-27函館11R 青函S 3歳以上オープン 芝1200m

函館芝1200mの青函Sを、コース適性・洋芝適性・過去コメントから整理した気になる馬メモです。

函館11R モリノドリーム レース考察

コースデータから見るポイント

競馬ブックのレース表示は、函館芝Aコース・右回り1200m、雨・稍重。函館芝Aは直線262.1m、高低差3.5mで、短い直線を背景に前で運べる馬の強みが出やすい。一方で洋芝かつ稍重なら、単純なスピードだけでなく、時計が少しかかる馬場で踏ん張れるパワーと、コーナーでロスなく立ち回る器用さも必要になる。

函館1200mは序盤から位置を取りに行く馬が多く、ハンデ戦らしく隊列と馬場の読みが重要。前に行くだけでなく、ためて終いを使える差し馬にも出番がある。過去コメントで「函館」「洋芝」「時計のかかる馬場」「スムーズなら」という材料が出ている馬を重く見る。

気になる馬

モリノドリーム

武豊騎手騎乗。昨年このレースで強い内容があり、函館芝との相性はかなり大きな材料。過去コメントでも、スタート後の不利がありながら最後まで脚を使った話や、洋芝が得意という話が繰り返し出ている。前走(鞍馬S・8着)は骨膜クリーニング明けで良化余地を残した内容だったが、手術後は歩様がスムーズになり、叩いて体調も上向きという話。

血統はモーリス×アドマイヤムーン。母グロリエッテ。速い時計だけで押し切るというより、洋芝で脚をためて直線で差を詰める形が合う。今回は雨・稍重で極端な高速決着になりにくいなら、舞台適性を改めて見たい。

ジョーメッドヴィン

前走(函館スプリントS・8着)は思ったより行き脚がつかず、直線でも狭くなって脚を余した内容。騎手コメントでも、進路があればもっとやれたというニュアンスが強く、不完全燃焼として見直せる。小倉で勝っているように小回りコースはこなせるし、時計がかかる馬場の方がいいという話も多い。

血統はドレフォン×キングヘイロー。函館の洋芝・稍重でスピードだけの決着にならなければ、前走以上に力を出しやすい。道悪時にも拾っておきたい一頭。

クファシル

前走(モルガナイトS・8着)は勝ち馬が強く、2番手で相手についていった分だけ甘くなったが、内容自体は悪くない。ブリンカー継続で、テンからしっかりついていければ前進余地がある。洋芝実績がある馬で、このコースで勝っている点も見逃せない。

血統はモーリス×ディープインパクト。母グルヴェイグは重賞勝ち馬で、きょうだいにアンドヴァラナウト。短距離のスピードだけでなく、洋芝で踏ん張る持続力を見たい。

サウザンサニー

時計のかかる馬場で見直したい馬。過去コメントでは雨予報歓迎、差し馬向きの流れなら、という話があり、今回は条件が噛み合う可能性がある。前々走ぐらい走れれば好レースという厩舎の見方もあり、状態面は悪くなさそう。

血統はタリスマニック×ワークフォース。1200mの速さだけでなく、馬場が少し重くなってからの持続力が生きるタイプ。外を回されすぎず、自分のリズムで運べるかが鍵。

ブラックチャリス

早めに北海道へ出してここに合わせてきた馬。洋芝1200mの実績があり、仕上がりの早さもある。3歳牝馬ながらハンデは背負わされた印象で、古馬牡馬相手にどこまでやれるかが焦点。

血統はキタサンブラック×トゥザワールド。母ゴールドチャリス。過去コメントでは母に似た短距離向きの素軽さが出ており、1200mは合う。テンションとゲートが課題になりやすいので、落ち着いて出られるかを見たい。

ロードフォアエース

1200mでは安定しており、チークピーシズ着用後に集中力が続くようになった点が強み。過去コメントでは小回りで直線が短い舞台が合う話も出ていて、函館1200mは悪くない。馬場状態を問わないタイプという話もある。

血統はロードカナロア×War Front。短距離のスピードと持続力のバランスが良く、ハンデ57.5キロでも自分の競馬ができれば見せ場はある。

ナムラクララ

姉に重賞実績馬ナムラクレアがいる血統背景。競馬が上手な馬で、1200mから1400mが合うというコメントがある。前走(栗東S・12着)はゲートを決めて絶好の形だったが、上位とは瞬発力の差が出た内容。時計面の課題はあるが、立ち回りのうまさを生かせれば函館で対応可能。

血統はアドマイヤマーズ×Storm Cat。若さと斤量面の恩恵を生かしつつ、スムーズに流れに乗れるか。

ダンツエラン

今回はローカル1200mを試す一戦。包まれる形を避けたいという話があり、積極策も視野。稽古は相変わらずいい動きで、仕上がりは良さそう。揉まれたり接触したりすると難しい面があるので、外めでスムーズに運べるかが大事。

血統はロードカナロア×Into Mischief。調教の動きは目立ち、函館Wでも終い12.2を馬なりでまとめている。気分良く走れれば変わり身がある。

ルージュラナキラ

1200mはむしろ適距離というコメントがあり、いいスピードを持つ。前走(オーシャンS・8着)は前が速くなって理想より後ろの位置になったが、最後は脚を使っている。斤量や展開次第でチャンスという話もあり、流れが嵌れば上位に迫る余地がある。

血統はアドマイヤマーズ×カジノドライヴ。母レッドアネラは短距離重賞勝ち馬。真面目さに課題はあるが、能力は高い。

全馬コメント

馬名血統コメント・適性メモ
ダンツエランロードカナロア×Into Mischiefローカル1200mを試す一戦。包まれたくないタイプで、積極策も視野。調教は仕上がり良好。
ブラックチャリスキタサンブラック×トゥザワールド母ゴールドチャリス。洋芝1200m実績があり、ここ目標。3歳牝馬で古馬相手、ハンデも鍵。
ジョーメッドヴィンドレフォン×キングヘイロー前走(函館スプリントS・8着)は進路が狭く脚を余した。時計のかかる小回りは合い、稍重の函館なら見直せる。
ステークホルダーハービンジャー×アドマイヤムーン母ワンスインナムーンは短距離重賞級の実績馬。ゲートが安定すれば流れに乗れるが、発馬が課題。
ティニアFrankel×Giant's Causeway洋芝向きの話があり、時計を要す良馬場が理想。展開が噛み合えば差し込み可能。
クファシルモーリス×ディープインパクト母グルヴェイグは重賞勝ち馬。きょうだいにアンドヴァラナウト。洋芝実績とブリンカー継続に注目。
マイネルレノンダイワメジャー×マイネルラヴゲート課題はあるが、先行して渋太い。馬場はこなせるタイプで、流れに乗れるか。
サウザンサニータリスマニック×ワークフォース雨予報歓迎、時計のかかる馬場で見直したいタイプ。自分のリズムで差し脚を使いたい。
モリノドリームモーリス×アドマイヤムーン武豊騎手。函館芝と洋芝に強い材料が多い。手術後に歩様が良くなり、叩いて上向き。
ナムラローズマリーミッキーアイル×ヨハネスブルグ函館で速い時計の実績あり。脚質転換後に収穫もあるが、ゲートと気持ちの噛み合いが鍵。
ナムラクララアドマイヤマーズ×Storm Cat姉にナムラクレア。競馬が上手で1200mから1400m向き。時計面の課題を立ち回りで補えるか。
アメリカンステージInto Mischief×Warrior's Rewardスピードは高い。芝1200mでどう脚を使えるかが焦点で、揉まれず運びたい。
ロードフォアエースロードカナロア×War Front1200mで安定。チークピーシズ効果で集中力が続けば、小回り短直線は合う。
ルージュラナキラアドマイヤマーズ×カジノドライヴ母レッドアネラは短距離重賞勝ち馬。1200m適性は高く、展開と斤量次第で浮上。

厩舎の話で気になる点

  • モリノドリーム: 骨膜クリーニング後に歩様がスムーズになり、叩いて体調アップ。昨年の函館で不利があっても差がなかった点は強い材料。
  • ダンツエラン: 現地入り後も元気一杯。洋芝1200mで積極的な競馬ができればという話で、戦法に注目。
  • ブラックチャリス: 早めに北海道へ出してここ目標。洋芝1200mで改めて、という狙いは明確。
  • ジョーメッドヴィン: 中1週でも問題なし。少しでも時計のかかる決着なら見直せる。
  • クファシル: ブリンカー継続で、テンからしっかりついていければ前進。洋芝実績あり。
  • サウザンサニー: 状態面は良く、雨や時計のかかる馬場で条件が噛み合う可能性。
  • ロードフォアエース: チークピーシズ効果で集中力が増している。小回り短直線の適性もある。

調教注目馬(上位3頭+武豊騎乗馬)

  • ダンツエラン: 栗CWで終い11.0、函館Wでも終い12.2を馬なり。時計と短評の両方で目立つ。
  • ブラックチャリス: 前走(桜花賞・15着)から1200mへ戻る形。スピードを生かせる条件で、古馬相手でも状態面は見ておきたい。
  • ジョーメッドヴィン: 前走(函館スプリントS・8着)は進路面で不完全燃焼。中1週でも問題ないという話で、時計のかかる馬場なら見直し。
  • モリノドリーム: 武豊騎乗馬。前走(鞍馬S・8着)は良化余地を残す内容で、函館巧者らしく洋芝替わりは大きい。

調教の動きメモ

通常アクセスで時計まで確認できたのはダンツエラン。ブラックチャリス、ジョーメッドヴィン、モリノドリームは馬個別の調教履歴・中間の時計も確認したが、時計本文は表示されなかった。ログイン済みChrome接続もできなかったため、ここでは見えた時計だけを表にする。

馬名騎乗者日付コース馬場時計位置脚色短評・併せ
ダンツエラン団野大栗CW6F 83.5 - 5F 67.9 - 4F 52.5 - 3F 37.0 - 1F 11.0[6]馬なり伸る好気配保つ
ダンツエラン助手栗CW6F 80.6 - 5F 66.0 - 4F 51.9 - 3F 37.1 - 1F 11.7[7]馬なり余力余裕ある動き
ダンツエラン助手5/27(水)栗坂坂路1回 - 4F 55.4 - 3F 40.2 - 2F 25.5 - 1F 12.6-馬なり余力幾分上向くも
ダンツエラン古川吉*6/18(木)函館W5F 69.5 - 4F 53.9 - 3F 39.5 - 1F 12.3[4]強めに追うまずまず仕上がる
ダンツエラン助手6/24(水)函館W5F 70.1 - 4F 54.2 - 3F 39.6 - 1F 12.2[7]馬なり余力仕上がり良好

ダンツエランは栗CWで6F83.5、終い11.0を馬なり、最終も函館W5F70.1、終い12.2を馬なり。速い全体時計で押すというより、終いの反応と短評の良さを見たい調教内容。ブラックチャリス、ジョーメッドヴィン、モリノドリームは時計が見えないため、調教時計ではなく距離替わり、不利の見直し、函館適性からの注目にとどめる。

道悪時の注目馬

1. ダンツエラン: 道悪時に拾える馬で、調教でも不良CWを馬なりで終い11.0。包まれずに運べれば一変の余地。 2. ジョーメッドヴィン: 時計のかかる馬場を歓迎するコメントが多く、前走の不完全燃焼から見直しやすい。 3. サウザンサニー: 雨予報歓迎、時計のかかる馬場で見直したいタイプ。差しが届く流れなら。 4. モリノドリーム: 洋芝巧者で函館向き。馬場が重くなりすぎず、脚をためられれば持ち味が出る。

まとめ

武豊騎手のモリノドリームは、函館芝・洋芝適性、手術後の良化、過去の青函S内容を考えると、まず丁寧に取り上げたい馬。ジョーメッドヴィンは前走の不利と時計のかかる馬場適性、クファシルは洋芝実績とブリンカー、サウザンサニーは雨・稍重での浮上余地がある。ブラックチャリス、ロードフォアエース、ナムラクララ、ルージュラナキラはスピードと立ち回りが噛み合うかを見たい。