武豊・最終調教

【武豊】京都9頭の最終調教比較|エトワールハマーの好内容、マジカルブラックの反応に注目

2026-10-2910/31・11/1 京都9頭

調教で注目はエトワールハマーとマジカルブラック。京都9頭の最終追い切り、1週前の負荷、近走とのつながりを比較。

調教の継続内容ならエトワールハマー、新馬の反応ならマジカルブラック。実戦とのつながりではバリオスとグランビートを注目します。

10月31日・11月1日の京都で騎乗予定の9頭を、10月29日確認の追い切りから比較します。土曜4頭、日曜5頭。新馬は3頭です。先週までの強い負荷、最終追い切りの役割、前走の走りを合わせて、今回どこを評価するのかを整理しました。

まず9頭のポイント

継続内容に注目

エトワールハマー

馬なりで追走同入。最終も余力を保って先着。

新馬の反応に注目

マジカルブラック

長めの負荷を積み、最終坂路は13.5→12.0秒。

日程・レース馬名調教からの見立て
10/31(土) 5R 新馬・芝2000mオーバーアゲイン乗り込み充実
10/31(土) 6R 新馬・ダ1400mスターシーカー負荷十分・最終軽め
10/31(土) 7R 1勝クラス・ダ1800mバリオス好調維持
10/31(土) 10R ハロウィンS・ダ1900mアークドール上昇材料は控えめ
11/1(日) 1R 未勝利・牝・ダ1400mルージュミスティカ実戦内容を重視
11/1(日) 2R 未勝利・ダ1800mグランビート終いを評価
11/1(日) 3R 未勝利・芝2000mエトワールハマー継続内容を高評価
11/1(日) 6R 新馬・ダ1800mマジカルブラック新馬で注目
11/1(日) 11R まほろばS・芝1600mスマートワイス負荷を積んだ復帰戦

ここでの評価は仕上がりへの見立てです。異なるレースの9頭を、勝つ確率の順に並べたものではありません。芝、CW、坂路では時計の出方が異なるため、同じ馬の調整過程を中心に比較しています。

日曜の既走馬:継続内容と実戦へのつながり

エトワールハマー|馬なりの好内容が続く

今回の見立て:調教面で最も注目したい既走馬。課題は能力を発揮するまでの落ち着きです。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/15(木)栗東CW・良4F 51.7 / 3F 37.2 / 1F 11.9今村聖奈・馬なりフォルトゥナロッサに0.6秒先行、0.1秒先着。ラックレディアンスを0.3秒追走、0.5秒先着
10/21(水)栗東CW・良6F 84.9 / 5F 68.4 / 4F 53.3 / 3F 38.0 / 1F 11.3今村聖奈・馬なりリラエンブレムの内を0.4秒追走、同入
10/28(水)栗東芝・稍重5F 63.0 / 4F 48.0 / 3F 36.3 / 1F 12.2今村聖奈・馬なりスーパーフラットに外から1.2秒先着。ラックレディアンスの外を1.0秒追走、0.9秒先着

3R 未勝利・芝2000m / 56kg / (栗) 武幸四郎

エトワールハマーの近走成績
日付レース距離・馬場着順着差(秒)通過順自身の上がり3F
2026.9.27未勝利*芝2000m・良2着0.407-07-02-0236.8
2026.8.23新馬芝2000m・良2着0.101-01-01-0134.3

10月21日はCW6ハロン84秒9、最後の1ハロン11秒3。馬なりでオープン馬リラエンブレムを0秒4追走して同入しました。最終28日は芝5ハロン63秒0、終い12秒2。こちらも馬なりで、併せた2頭に先着しています。

評価したいのは、15日、21日、28日と、強く追い立てずに併せ馬の課題をこなしてきたこと。21日のCWから28日の芝へコースが替わっているので、11秒3と12秒2の差を状態の低下とは読みません。最終では全体のスピードを出しながら、相手を上回る内容でした。

実戦は芝2000メートルで2着、2着。前走は最後方から3コーナー手前で進出し、直線まで脚を使っています。一方、当時の騎手は返し馬やゲート内での興奮、幼さに言及。今回の鍵は、調教で続けて出せている動きを、発馬と折り合いから競馬へつなぐことです。パドックから返し馬までの落ち着きを最後の確認点に置きます。

グランビート|最終はCWでしっかり負荷

今回の見立て:一度使った前進を期待。終い11秒6と、初戦の追い上げが評価の中心です。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/21(水)栗東坂路・良4F 56.3 / 3F 40.7 / 2F 26.2 / 1F 13.0助手・馬なりメイショウラウルスに0.3秒先行、クビ先着
10/25(日)栗東坂路・稍重4F 58.7 / 3F 43.3 / 2F 27.7 / 1F 13.7助手・馬なりメイショウラウルスに0.3秒先行、同入
10/28(水)栗東CW・稍重6F 86.0 / 5F 69.5 / 4F 54.0 / 3F 37.8 / 1F 11.6助手・一杯コース取り[5]

2R 未勝利・ダ1800m / 56kg / (栗) 角田晃一

グランビートの近走成績
日付レース距離・馬場着順着差(秒)通過順自身の上がり3F
2026.10.12新馬ダ1800m・良3着0.515-15-07-0637.4

21日と25日は坂路を馬なり。28日はCW6ハロン86秒0、終い11秒6まで一杯に追いました。この馬は「1週前に強く、最終は軽く」という型ではなく、最終追い切りで負荷をかけて反応を確かめる組です。

全体はゆったり入り、終いを伸ばす配分。坂路からCWへ替えているため、先週から何秒良くなったという比較はしません。長めから追い、最後まで脚を使えた点を評価します。

初戦の京都ダート1800メートルは3着、勝ち馬から0秒5差。通過順は15番手、15番手、7番手、6番手で、上がり3ハロン37秒4。武豊騎手は当時、体に緩さと硬さが残る一方、真面目さと将来性を評価していました。今回は同じ1800メートル。発馬で大きく遅れず、前走より無理のない進出ができれば、調整の前進を着順につなげやすくなります。

ルージュミスティカ|時計の上昇より初戦の走り

今回の見立て:調教だけで加点を積むより、同条件3着の実戦内容を重視します。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/22(木)栗東坂路・良4F 55.6 / 3F 40.6 / 2F 26.4 / 1F 12.8助手・終い強めランツフートに0.5秒先行、クビ遅れ
10/28(水)栗東坂路・稍重4F 54.0 / 3F 40.1 / 2F 26.9 / 1F 13.8助手・一杯併せ馬の記載なし

1R 未勝利・牝・ダ1400m / 55kg / (栗) 大久保龍

ルージュミスティカの近走成績
日付レース距離・馬場着順着差(秒)通過順自身の上がり3F
2026.10.11新馬・牝ダ1400m・良3着0.509-0837.7

22日の55秒6から28日は54秒0へ、坂路全体は1秒6短縮。一方、最後の1ハロンは12秒8から13秒8へ変わり、追い方も終い強めから一杯になりました。最終のラスト2ハロンは13秒1、13秒8。全体時計は詰まっても、終盤の加速を強く評価する形ではありません。

初戦前の比較欄には坂路53秒0、終い12秒7、一杯という記録もあります。現時点では「使って調教が一変」という評価にはせず、実戦での変化を待ちます。

初戦は京都ダート1400メートルで3着、0秒5差。序盤は行き脚がつきにくかったものの、中団から直線で伸びました。幸騎手も当時、一度使っての良化を期待する趣旨の談話を残しています。今回のチェックは序盤の追走が楽になるか。 前走と同じ条件で、走り始めが改善すれば競馬を組み立てやすくなります。

土曜の既走馬:中1週と休み明けを分ける

バリオス|中1週は好調維持を評価

今回の見立て:ダート初戦2着の状態を保つ調整。実戦と調教の方向がそろっています。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/15(木)・前走前栗東坂路・良4F 54.3 / 3F 39.7 / 2F 26.1 / 1F 12.9助手・一杯リラエンブレムに0.7秒先行、0.4秒遅れ
10/28(水)栗東CW・稍重6F 85.7 / 5F 70.1 / 4F 54.8 / 3F 39.0 / 1F 11.8今村聖奈・馬なりコース取り[8]。中1週の調整

7R 1勝クラス・ダ1800m / 56kg / (栗) 武幸四郎

バリオスの近走成績
日付レース距離・馬場着順着差(秒)通過順自身の上がり3F
2026.10.181勝クラスダ1800m・良2着0.505-05-04-0535.6
2026.8.21勝クラス芝2200m・良6着0.304-04-03-0333.7
2026.7.11英彦山特・1勝芝2600m・良10着2.211-10-07-0737.4

前走前は坂路で一杯に追い、リラエンブレムに遅れていました。その後のレースでは、初めてのダートで2着。今回は中1週で、CW6ハロン85秒7、終い11秒8を馬なりでまとめています。

ここでは負荷の軽減を自然に評価します。前走が仕上げの一部になっており、強い追い切りを重ねて時計を更新する必要性は休み明けの馬と違います。数字の速さより、使った後も馬なりで終いをまとめられたことが好材料です。

前走は京都ダート1800メートルで0秒5差2着。自身の上がり3ハロンは35秒6で、ルメール騎手も当時ダートへの適性を評価していました。今回も同条件、出走一覧の斤量は56キロ。前走と同じく発馬後に無理なく位置を取れれば、引き続き注目できます。

アークドール|調教からの上昇評価は抑える

今回の見立て:時計面の強調材料は控えめ。展開の助けと当日の反応を確認したい一頭です。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
8/19(水)・前走前栗東坂路・良4F 54.9 / 3F 39.8 / 2F 26.3 / 1F 13.3助手・一杯古町S出走前
10/21(水)栗東坂路・良4F 57.1 / 3F 41.0 / 2F 26.0 / 1F 12.7助手・終い一杯併せ馬の記載なし
10/28(水)栗東坂路・稍重4F 57.7 / 3F 41.6 / 2F 26.7 / 1F 13.1助手・一杯併せ馬の記載なし

10R ハロウィンS・ダ1900m / 58kg / (栗) 松永幹夫

アークドールの近走成績
日付レース距離・馬場着順着差(秒)通過順自身の上がり3F
2026.8.23古町S・3勝ダ1800m・良9着0.712-12-13-1237.5
2026.6.21姫路S・3勝ダ1800m・重13着3.016-16-15-1538.5
2026.5.16中ノ岳特・2勝ダ1800m・良1着-0.009-09-09-0736.9

21日は坂路57秒1、終い12秒7を終い一杯。28日は57秒7、終い13秒1を一杯に追いました。前走前の8月19日は54秒9、終い13秒3。今回の最終は前走前より全体が2秒8遅く、終いは0秒2速い記録です。

馬場が良から稍重へ替わり、走った時間帯などもあるため、そのまま能力差に換算はしません。ただ、今週も強く追ったうえで時計を要しているので、調教を根拠に大きく評価を引き上げる材料は乏しいと見ます。

前走の古町Sは9着でも0秒7差。後方から進めており、今回も前が流れて差しが届く形は考えたいところです。1800メートルから1900メートルへ延びる点も含め、今回は仕上がりの急上昇より、流れと位置取りの変化に注目します。

新馬3頭:完成までの過程を比較

マジカルブラック|長めの負荷と終いの反応

今回の見立て:新馬3頭では特に気になる調整過程。最後の反応を複数回確認できます。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/16(金)栗東CW・良6F 82.1 / 5F 66.3 / 4F 52.0 / 3F 37.2 / 1F 12.0助手・馬なりナジュムの外を0.3秒追走、0.1秒先着
10/23(金)栗東CW・良6F 85.7 / 5F 69.4 / 4F 53.2 / 3F 37.2 / 1F 11.2助手・ゴール前仕掛け併せ馬の記載なし
10/28(水)栗東坂路・稍重4F 55.7 / 3F 40.2 / 2F 25.5 / 1F 12.0助手・馬なりラスト2Fは13.5→12.0秒

6R 新馬・ダ1800m / 56kg / (栗) 角田晃一

16日はCW6ハロン82秒1を馬なりで追い、併せたナジュムに先着。23日は6ハロン85秒7と全体を抑え、ゴール前に仕掛けて終い11秒2。最終28日は坂路55秒7、終い12秒0を馬なりでまとめました。

23日の11秒2だけなら、ゆったり入った配分の影響も大きい数字です。今回は16日に長めから全体の負荷をかけ、23日に終い、28日に坂路で反応を確認している点を合わせて評価します。最終はラスト2ハロン25秒5から12秒0なので、最後の2区間は13秒5→12秒0の加速です。

父モズアスコット、母父キタサンブラック。初戦は京都ダート1800メートル。調教からは反応の良さを期待し、当日は初めての砂や馬群をどう受け止めるかを見ます。終いの数字を、そのままレースでの上がり時計に置き換えず、動き出す余裕を評価したい新馬です。

スターシーカー|土曜に強く、水曜は武豊騎手で軽め

今回の見立て:最終59秒3だけで判断すると見落とす一頭。負荷の中心は24日です。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/18(日)栗東CW・良6F 83.5 / 5F 68.1 / 4F 52.9 / 3F 38.1 / 1F 11.9助手・ゴール前一杯内を0.5秒追走してフェイムシーカーと同入。アリストクラシアを1.0秒追走、0.1秒先着
10/21(水)栗東坂路・良4F 58.5 / 3F 42.2 / 2F 27.4 / 1F 13.9助手・馬なり併せ馬の記載なし
10/24(土)栗東坂路・重4F 53.3 / 3F 39.2 / 2F 25.8 / 1F 12.7助手・一杯馬なりのエリカアンディーヴを2.3秒追走、アタマ先着
10/28(水)栗東坂路・稍重4F 59.3 / 3F 42.5 / 2F 27.2 / 1F 13.4武豊・馬なり併せ馬の記載なし

6R 新馬・ダ1400m / 56kg / (栗) 吉岡辰弥

18日にCW6ハロン83秒5、終い11秒9をゴール前一杯。24日には重馬場の坂路で53秒3、終い12秒7を一杯に追い、古馬2勝クラスのエリカアンディーヴを2秒3追走してアタマ先着しました。

相手は馬なり、こちらは一杯なので、先着をそのまま能力の優劣にはしません。それでも、間隔を空けて先に出た相手を追い、最後まで負荷をかけた事実は評価できます。

28日は武豊騎手が騎乗し、坂路59秒3、終い13秒4を馬なり。直前の速い時計より、すでにかけた負荷と、騎手が乗って整えた最終の組み合わせを重視します。初戦のダート1400メートルで、発馬と前半の追走に注目します。

オーバーアゲイン|CWで土台を作り、芝で最終確認

今回の見立て:長めからの乗り込みが豊富。最終の鋭さと、それまでの量をセットで評価します。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
10/17(土)栗東CW・良7F 97.6 / 6F 80.9 / 5F 66.5 / 4F 52.5 / 3F 37.8 / 1F 12.1富田暁・強め外を0.6秒先行、シグレに0.1秒先着
10/21(水)栗東坂路・良4F 59.8 / 3F 42.5 / 2F 26.6 / 1F 13.0助手・馬なりウルススを0.8秒追走、クビ先着
10/24(土)栗東坂路・重4F 55.0 / 3F 40.6 / 2F 26.2 / 1F 12.8高倉稜・馬なりサウンドスイープを0.3秒追走、同入
10/28(水)栗東芝・稍重5F 67.9 / 4F 52.2 / 3F 37.9 / 1F 11.5富田暁・馬なり内をコスモトップより1.5秒、ジューンルルより0.6秒追走し、ともに同入

5R 新馬・芝2000m / 55kg / (栗) 武英智

10月10日にCW7ハロン96秒8、6ハロン79秒8を一杯。17日も7ハロン97秒6、6ハロン80秒9を強めに追ってシグレに先着しており、早い段階から長めの負荷をかけています。

21日と24日の坂路を挟み、最終28日は栗東芝5ハロン67秒9、終い11秒5。馬なりで2頭を内から追走し、同入しました。内を通ったこと、芝コースであることを踏まえ、終い11秒5だけでCW組より上とはしません。しっかり作った後に、余力を保って仕上げられたことが今回の魅力です。

父キタサンブラック、母父Tapit。京都芝2000メートルの新馬で、長めの調教を積んできた過程を生かせるか。当日の折り合いと、初めての競馬での落ち着きを確認します。

日曜メイン:スマートワイスの復帰態勢

スマートワイス|強い併せ馬まで進めた点を評価

今回の見立て:4か月超の休み明けへ、段階的に負荷を上げた調整。最後は当日の柔らかさを見たい馬です。

追い切り日コース・馬場時計(秒)騎乗者・追い方併せ・補足
6/17(水)・前走前栗東坂路・良4F 51.2 / 3F 37.4 / 2F 24.6 / 1F 12.2助手・一杯しらさぎS出走前
10/15(木)栗東CW・良6F 86.3 / 5F 70.0 / 4F 54.5 / 3F 39.3 / 1F 12.9助手・馬なりコース取り[4]
10/22(木)栗東CW・良6F 84.0 / 5F 68.6 / 4F 53.4 / 3F 37.9 / 1F 11.5助手・強めアウトレンジの外を1.0秒先行、同入。コース取り[9]
10/28(水)栗東坂路・稍重4F 52.7 / 3F 38.2 / 2F 25.1 / 1F 12.7助手・一杯エイシンディードに0.5秒先行、双方一杯で同入

11R まほろばS・芝1600m / 55kg / (栗) 大久保龍

スマートワイスの近走成績
日付レース距離・馬場着順着差(秒)通過順自身の上がり3F
2026.6.21しらさぎG3芝1600m・稍16着1.604-0436.1
2026.5.31渡月橋S・3勝芝1400m・良1着-0.203-0333.9
2026.3.8岸和田S・3勝芝1600m・良10着0.404-0734.4

15日はCW6ハロン86秒3、終い12秒9を馬なり。22日は84秒0、終い11秒5を強めに追い、アウトレンジと同入しました。15日はコース取り[4]、22日は[9]と外を通った記録。時計を詰めただけでなく、追い方と通った位置からも負荷が進んだと読めます。

最終28日は坂路52秒7、終い12秒7を一杯。エイシンディードに0秒5先行し、双方一杯で同入しました。ラスト2ハロンは12秒4→12秒7。鋭い加速を売りにするより、実戦に近い強い併せを消化できたことを評価します。

前走しらさぎSは16着。その前の渡月橋Sでは京都芝1400メートルを勝っており、京都での実績はあります。今回は芝1600メートルのまほろばS、55キロ。前走前にも坂路51秒2を出していたので、速い時計だけを復調の証拠にはしません。パドックと返し馬での脚運び、走り始めの柔らかさまで確認したい復帰戦です。

直前に確認するポイント

  • エトワールハマー: 調教内容に加え、返し馬とゲートで落ち着けるか。
  • マジカルブラック: 終いの反応を初めてのダート競走で出せるか。
  • バリオス: 中1週でも活気を保ち、発馬後に流れへ乗れるか。
  • グランビート: 発馬と序盤の追走が前進するか。
  • スマートワイス: 復帰初戦の柔らかさとレースへの入り方。

今回の中心は、「継続して良いエトワールハマー」「反応を期待するマジカルブラック」「実戦内容と結びつくバリオス、グランビート」。スターシーカーとオーバーアゲインは、最終一本より仕上げの過程を評価します。

調教日・時計は競馬ブックの各馬調教記録(10月29日確認)に基づき、本文の評価は当ブログの見立てです。出走変更と当日の馬場・気配はレース前に再確認します。

出典:各馬の調教記録