騎乗馬 名レース考察

函館7R ヒミノエトワール レース考察

2026-06-28函館7R 3歳以上1勝クラス牝 ダ1700m

函館ダート1700mの牝馬限定1勝クラス。小回りでの立ち回りと滞在競馬をテーマに、ヒミノエトワールを中心にアリストクラシア、ビーチイン、キャットテイルなどを整理。

2026年6月28日 函館7R 3歳以上1勝クラス牝 ダ1700m

レース全体の見どころ

函館7Rは、3歳以上1勝クラスの牝馬限定戦。舞台は函館ダート1700mです。

この条件は、単純な末脚勝負というより、前半から流れに乗れるか、小回りでスムーズに立ち回れるかが大事になります。函館ダート1700mはコーナー4つの小回りで、ペースが極端に速くならなければ、前や好位で運べる馬が内容を作りやすい条件です。

今回のメンバーは、揉まれず運びたい馬、距離を延ばして良さを出したい馬、ブリンカーで変化を見たい馬、滞在競馬で落ち着きが出そうな馬が揃いました。

逃げ候補はシャンデヴィーニュとゴールドヴィーナス。好位にガーネットフレア、キャットテイル、サウンドルーチェ。中位にアリストクラシア、キタノサリスカ、ヒミノエトワールという並びが考えられます。

このレースは、能力比較だけでなく、どの馬がスムーズに自分の形へ持ち込めるかを見たい一戦です。

レース全体のポイント

まずポイントになるのは、牝馬限定戦らしい立ち回りです。

牡馬混合戦よりも、少しの位置取りや馬具効果で内容が変わりやすい条件です。函館ダート1700mは、1コーナーまでの入り、向こう正面での息の入れ方、3コーナーからの反応が大事になります。

前へ行くシャンデヴィーニュ、ゴールドヴィーナスが楽に運べるか。その後ろでガーネットフレア、キャットテイル、サウンドルーチェが流れに乗れるか。そして、アリストクラシアやヒミノエトワールが勝負どころでスムーズに動けるか。

調教面では、アリストクラシアの推進力ある動き、ガーネットフレアのブリンカー効果、サウンドルーチェの仕上がり、ヒミノエトワールの立て直し気配が目につきます。

気になる馬

アリストクラシア

アリストクラシアは、自在性を小回りで生かせるかを見たい馬です。

厩舎コメントでは、牧場から直接函館入り。自在な競馬ができるので、小回りがいい方に出ればという話でした。

この自在性は、函館ダート1700mでは大きな材料です。前に行くだけでも、後ろから差すだけでもなく、流れに合わせて立ち回れる馬は、小回りで内容を作りやすくなります。

調教は6月25日に函館W良で71.9-55.9-41.3-13.9を馬なり。時計だけを見ると軽めですが、攻め解説では推進力のある動きで、仕上げは良さそうな雰囲気です。気合も前面に出ているとのことで、実戦へ向けた気配は悪くありません。

課題は初の小回り1700m。器用さを出せれば、今後にもつながる内容が見られそうです。

ビーチイン

ビーチインは、前走内容を素直に見たい馬です。

厩舎コメントでは、鞍上も手の内に入れた感じで、前走内容が良かったという話。引き続き好調で、今回も牝馬限定戦です。

調教は中1週で軽めですが、6月24日に函館W稍重で69.8-54.2-39.9-13.6を馬なり。脚捌きは軽快で、好調は保てている印象です。

父ダノンプレミアム、母父ロードカナロアでスピード色もありますが、前走内容からダート1700mへの対応は見せています。3歳牝馬で斤量53kg、横山和生騎手とのコンビ継続も見どころです。

前走の走りを今回の函館ダート1700mで再現できるか。流れに乗って、自分のリズムで運べるかを見ておきたい馬です。

キャットテイル

キャットテイルは、小回り1700m実績がポイントです。

厩舎コメントでは、小回り1700mで現級実績があるように力はあるという話。今回は4キロ減騎手の起用もあります。

父ディスクリートキャット、母父ディープインパクト。ダート小回り向きの機動力を感じる配合で、うまく折り合えば立ち回りで内容を作れそうです。

調教は6月24日に函館W稍重で69.8-54.6-40.1-13.1を馬なり。活気十分で脚取りも確か。体つきも安定しているようです。

課題は折り合いとスムーズな競馬。減量を生かして、好位でリズム良く運べるかを見たい一頭です。

ガーネットフレア

ガーネットフレアは、ブリンカー着用で変化を見たい馬です。

前走は雰囲気が良かったものの、本気で走っていない印象があったとのこと。今回はブリンカーを着用します。

調教でもその効果が出ているようで、6月24日は函館W稍重で57.9-42.4-12.9を馬なり。集中した走りを見せ、叩かれて素軽さもアップしているようです。

父ニューイヤーズデイ、母父ディープインパクト。ダートのパワーは見込める血統で、3歳牝馬の斤量53kg、クラス2走目、牝馬限定戦という条件もあります。

気持ちが入れば、前走とは違う内容があってもいい馬です。

サウンドルーチェ

サウンドルーチェは、滞在競馬がプラスに出そうなタイプです。

厩舎コメントでは、カリカリする面があるので滞在競馬はプラス。実績のある小回りコースで、という話でした。

気性面に課題がある馬にとって、滞在競馬は大きな材料になります。輸送でテンションが上がりにくく、落ち着いてレースへ向かえるなら、持っている力を出しやすくなります。

調教は6月25日に函館W良で69.0-53.8-40.0-12.7を馬なり。最後までしっかりした脚勢で、攻め量の割に太め感もなく仕上がりは良さそうです。

小林美駒騎手で斤量53kg。前向きさをうまくコントロールできれば、小回りで内容を作れる可能性があります。

武豊騎乗馬考察

ヒミノエトワール

今回の武豊騎乗馬は、ヒミノエトワールです。

父はパイロ、母父マンハッタンカフェ。ダートで長く脚を使う持続力がありそうな血統で、函館ダート1700mの小回り条件は合ってもよさそうです。

ただし、今回のテーマは距離そのものよりも、スムーズさです。

厩舎コメントでは、最近は勝負どころで気の悪さが出るとのこと。1400mだとゴチャつくので、小回り1700mでスムーズな競馬をして変わり身を、という話でした。

つまり、今回の距離延長は、馬群で窮屈になりすぎないための選択でもあります。

調教では、6月24日に函館W稍重で70.4-55.6-40.4-13.2を馬なり。動きはスムーズで、攻め解説でもズブさを見せず、立て直した効果があるとされています。

前走までの課題は、勝負どころでの反応です。気持ちが途切れたり、ゴチャついて嫌気を出したりする面があるなら、今回はいかにリズム良く走らせるかが大事になります。

理想は、無理に前へ行くより、道中で揉まれすぎない中位あたり。1コーナーまでにリズムを作り、向こう正面で急かさず、3コーナーからじわっと進出。4コーナーで前を射程圏に入れるような競馬です。

この馬の場合、強引に動かすより、気分良く走らせることが大事になりそうです。武豊騎手が、どこで馬の気持ちを乗せていくか。そこが今回の一番の見どころになります。

ヒミノエトワールは、条件替わりで変わり身を見たい馬です。小回り1700mでスムーズに走れたか、勝負どころで気持ちが途切れなかったか。この2点をしっかり確認したい一戦です。

レースの見方

このレースは、能力比較だけでなく、スムーズさが大事です。

アリストクラシアは自在性。ビーチインは前走内容の再現。キャットテイルは小回り実績と減量。ガーネットフレアはブリンカー効果。サウンドルーチェは滞在競馬と小回り適性。ヒミノエトワールは距離延長でスムーズに運べるか。

また、シャンデヴィーニュやゴールドヴィーナスがどの程度スムーズに先行するかで、レースの形は変わりそうです。前が楽になれば前で運ぶ馬に流れが向きますし、途中でペースが動けば中位から立ち回れる馬の出番もあります。

函館ダート1700mらしく、道中の位置取りと勝負どころの反応をしっかり見たい一戦です。

データノート

ここからはサイト掲載用の補足データです。

調教注目馬

アリストクラシア

  • 調教内容: 6月25日 函館W良 71.9-55.9-41.3-13.9、馬なり。
  • 注目理由: 最終時計は軽めだが、推進力のある動きで仕上げは良さそう。
  • 注意点: 初の小回り1700mで立ち回りが鍵。
  • 評価コメント: 動きの雰囲気は良く、自在性を生かせるかを見たい。

ガーネットフレア

  • 調教内容: 6月24日 函館W稍重 57.9-42.4-12.9、馬なり。
  • 注目理由: ブリンカー着用で集中した走り。叩かれて素軽さもアップ。
  • 注意点: ブリンカー効果が実戦で続くか。
  • 評価コメント: クラス2走目、牝馬限定戦、ブリンカー着用で変化を見たい。

サウンドルーチェ

  • 調教内容: 6月25日 函館W良 69.0-53.8-40.0-12.7、馬なり。
  • 注目理由: 最後までしっかりした脚勢。仕上がりは良さそう。
  • 注意点: カリカリした面があり、当日のテンションは確認したい。
  • 評価コメント: 滞在競馬がプラスに出そう。小回り実績も含めて内容を見たい。

ヒミノエトワール

  • 調教内容: 6月24日 函館W稍重 70.4-55.6-40.4-13.2、馬なり。
  • 注目理由: 動きはスムーズで、立て直した効果が見える。
  • 注意点: 最近は勝負どころで気の悪さが出る点が課題。距離対応も見たい。
  • 評価コメント: 小回り1700mでスムーズに運べれば、前走以上の内容があっても。

ウィンターガーデン

  • 調教内容: 6月24日 函館W稍重 72.7-56.1-40.7-13.0、G前仕掛け。
  • 注目理由: 栗東CWで終い11.0もあり、立て直されて良化気配。
  • 注意点: 転厩緒戦で手探り。1700mでどんな走りをするかは未知。
  • 評価コメント: 牝馬限定戦で前進を見たい馬。今回の内容が今後の指針になりそう。

厩舎コメントで気になる点

ヒミノエトワール

  • 厩舎コメント要約: 最近は勝負どころで気の悪さが出る。1400mはゴチャつくので、小回り1700mで変わり身を見たい。
  • プラス材料: 距離延長、スムーズな競馬への期待。
  • 不安材料: 気の悪さ、勝負どころの反応。
  • サイト掲載用コメント: 小回り1700mでスムーズに運べるか。武豊騎手の組み立てを見たい。

アリストクラシア

  • 厩舎コメント要約: 牧場から直接函館入り。自在な競馬ができ、小回りがいい方に出れば。
  • プラス材料: 自在性、函館滞在、小回り適性への期待。
  • 不安材料: 初の小回り1700m対応。
  • サイト掲載用コメント: 手堅さと自在性が魅力。小回りで器用さを出せるか。

ビーチイン

  • 厩舎コメント要約: 鞍上も手の内に入れた感じで前走内容が良い。引き続き好調。
  • プラス材料: 騎手とのコンビ、好調維持、牝馬限定戦。
  • 不安材料: 前走の再現性。
  • サイト掲載用コメント: 前走内容を素直に見たい馬。好調維持で今回も内容に注目。

キャットテイル

  • 厩舎コメント要約: 小回り1700mで現級実績あり。減量騎手起用で、折り合いとスムーズさが鍵。
  • プラス材料: 小回り実績、減量。
  • 不安材料: 折り合い、スムーズさ。
  • サイト掲載用コメント: 立ち回りが噛み合えば内容を作れそう。減量効果も見どころ。

ガーネットフレア

  • 厩舎コメント要約: 前走は本気で走っていない感じ。今回はブリンカー着用、クラス2走目で変化を見たい。
  • プラス材料: ブリンカー、クラス2走目、牝馬限定戦。
  • 不安材料: 気持ちの入り方。
  • サイト掲載用コメント: ブリンカーで集中力が増すかが焦点。変化を見たい一頭。

サウンドルーチェ

  • 厩舎コメント要約: カリカリする面があり滞在競馬はプラス。実績のある小回りコースで。
  • プラス材料: 滞在競馬、小回り実績。
  • 不安材料: 気性面のテンション。
  • サイト掲載用コメント: 滞在で落ち着きが出れば、実績ある条件で前進があっても。

全馬メモ

ウィンターガーデン

  • 血統: 父リアルインパクト × 母父Halling
  • 騎手・斤量: 舟山瑠泉 55kg
  • コメント: 転厩緒戦で手探りだが、牝馬限定なら通じそうというコメント。調教では立て直されて良化気配があり、まずは1700mでの走りを見たい。

ビーチイン

  • 血統: 父ダノンプレミアム × 母父ロードカナロア
  • 騎手・斤量: 横山和生 53kg
  • コメント: スピード色もあるが、前走内容からダート1700m適性を見せている。鞍上が手の内に入れた印象で、引き続き好調。前走の走りを再現できるか注目。

キタノサリスカ

  • 血統: 父タイセイレジェンド × 母父Kodiac
  • 騎手・斤量: 和田陽希 50kg
  • コメント: 揉まれない形なら変わり身も。前走は揉まれてヒルんだとのことで、少頭数は条件面でプラス。軽量を生かしてスムーズに運べるか見たい。

キャットテイル

  • 血統: 父ディスクリートキャット × 母父ディープインパクト
  • 騎手・斤量: 河原田菜々 52kg
  • コメント: 小回り1700mで現級実績があり、減量騎手起用もポイント。調教も脚取り確かで、折り合ってスムーズなら内容を作れそう。

アリストクラシア

  • 血統: 父ハーツクライ × 母父Quality Road
  • 騎手・斤量: 岩田望来 56kg
  • コメント: 自在性と持続力を見たい配合。牧場から直接函館入りで、自在な競馬ができる点は小回りで魅力。初の小回り1700mで器用さを見たい。

ガーネットフレア

  • 血統: 父ニューイヤーズデイ × 母父ディープインパクト
  • 騎手・斤量: 鮫島克駿 53kg
  • コメント: ダートのパワーは見込める血統。今回はブリンカー着用。クラス2走目、牝馬限定戦で気持ちが入るか注目。

ヒミノエトワール

  • 血統: 父パイロ × 母父マンハッタンカフェ
  • 騎手・斤量: 武豊 56kg
  • コメント: 函館ダ1700mの持続力勝負には合いそうな血統。最近は勝負どころで気の悪さが出るが、小回り1700mでスムーズな競馬を期待。武豊騎手がどうリズムを作るか見たい。

サウンドルーチェ

  • 血統: 父ミッキーアイル × 母父Fusaichi Pegasus
  • 騎手・斤量: 小林美駒 53kg
  • コメント: スピードがあり、小回りで前向きさを生かしたい。カリカリする面があるため、滞在競馬はプラス。調教は仕上がり良好。

ゴールドヴィーナス

  • 血統: 父ドレフォン × 母父ハーツクライ
  • 騎手・斤量: 松本大輝 53kg
  • コメント: ダート適性は見込めるが、距離延長がポイント。穏やかな性格で折り合い面は大きな不安ではなさそう。楽に先行できるかが鍵。

シャンデヴィーニュ

  • 血統: 父ミスターメロディ × 母父ディープインパクト
  • 騎手・斤量: 北村友一 53kg
  • コメント: スピードを生かしたいタイプ。前走はペースが厳しく、今回は函館ダ1700mが合う可能性。スムーズな先行が鍵。

気になる馬

ヒミノエトワール

  • 選定理由: 武豊騎乗馬。小回り1700mでスムーズに運べれば変わり身があっても。

アリストクラシア

  • 選定理由: 自在性があり、調教でも推進力ある動き。小回り1700mへの対応を見たい。

ビーチイン

  • 選定理由: 前走内容が良く、鞍上も手の内に入れた印象。引き続き好調。

キャットテイル

  • 選定理由: 小回り1700mで実績があり、減量騎手起用がポイント。

ガーネットフレア

  • 選定理由: ブリンカー着用で調教の集中力がアップ。クラス2走目で変化を見たい。

サウンドルーチェ

  • 選定理由: 滞在競馬と小回り実績が魅力。仕上がりも良さそう。