騎乗馬 名レース考察

函館10R ユージュアーナ レース考察

2026-06-28函館10R 渡島特別 ダ1700m

函館ダート1700mの渡島特別。小回り適性のあるユージュアーナを中心に、コンティオ、プリンセッサ、ウインシャーガスなど条件替わりと調教気配から見ておきたい馬を整理。

2026年6月28日 函館10R 渡島特別 ダ1700m

レース全体の見どころ

函館10Rは、牝馬限定の渡島特別。舞台は函館ダート1700mです。

この条件は、コーナー4つの小回りで、単純な末脚勝負になりにくいレースです。前半から流れに乗れるか、向こう正面で息を入れられるか、3コーナーからスムーズに動けるか。このあたりがレース内容を大きく左右します。

今回のメンバーは、条件適性がはっきりしている馬と、ダート替わりで新味を見たい馬が混ざっています。

小回り1700mが合いそうなユージュアーナ。久々でも調教の動きが目立つコンティオ。初ダートで変化を見たいウインシャーガス、ブラックルビー、ドーンコーラス。力強い追い切りを見せたプリンセッサ。単騎で運べそうなルージュマローネ。

それぞれに見るポイントがある一戦です。

レース全体のポイント

このレースでまず見たいのは、函館ダート1700mへの適性です。

函館のダート1700mは、器用に立ち回れる馬、早めに動いても最後まで脚を使える馬に向きやすい条件です。牝馬限定戦とはいえ、位置取りとリズムがかなり大事になります。

展開面では、ルージュマローネが前へ行く形を作りそうです。そこにブラックルビー、ネクストダンサー、ウインシャーガス、コンティオあたりが続き、ユージュアーナは先行勢を見ながら運ぶ形が考えられます。

条件が合いそうなのはユージュアーナ。調教の動きで目立つのはコンティオとプリンセッサ。条件替わりで面白さがあるのはウインシャーガスとブラックルビー。展開面ではルージュマローネも見ておきたい存在です。

気になる馬

コンティオ

コンティオは、調教と厩舎コメントの両面で見ておきたい馬です。

最終追い切りは6月24日、函館W稍重で67.4-51.4-37.7-11.9を馬なり。ラスト11.9を余力を残してまとめ、動きの良さが目立ちます。2週続けて鋭い動きを見せており、リフレッシュされた雰囲気があります。

厩舎コメントでは、滞在競馬を狙って仕上げてきたという話。直前追いの良さにも触れられており、体調面は整っていそうです。

一方で、中13週の久々です。気性面でピリピリしたところがある馬でもあり、当日の落ち着きとスタートは見ておきたいところ。前走は出遅れが痛かったという話もあり、今回は流れに乗れるかが大事になります。

滞在で落ち着けて、小回りでスムーズに位置を取れれば、内容のある走りが見られそうです。

プリンセッサ

プリンセッサは、久々でも仕上がりの良さを感じる馬です。

6月24日の最終追い切りは函館W稍重で68.5-53.4-39.3-12.4を馬なり。直線で力強く前進しており、乗り込み量も十分です。

熱発で予定が延びた点は気になりますが、厩舎コメントではもう大丈夫という話。牝馬限定戦ならもう少しやれていい、という見方もあります。

血統は父ナダル、母父ディープインパクト。ナダル産駒らしいパワーが出れば、函館ダート1700mは悪くなさそうです。

距離対応と久々の実戦感覚は見たいですが、調教の力強さからは、状態面で見ておきたい一頭です。

ウインシャーガス

ウインシャーガスは、今回の条件替わりがかなり興味深い馬です。

これまで芝で走ってきましたが、今回はジョッキーの進言もあってダートへ。厩舎コメントでも、馬がしっかりしてきて、キズナ産駒なら試す価値があるという話が出ています。

調教は中1週ながら好調を保っている様子。6月24日は函館W稍重で69.6-53.9-39.7-13.0を馬なり。前走時の栗東CWでも終い11.7を馬なりで出しており、状態面は安定しています。

ただし、今回は初ダートです。砂を被った時の反応、1700mの流れ、コーナー4つの立ち回りは実戦で確認する必要があります。

ダート替わりで新味が出るか。今回の内容は、次走以降を考えるうえでも見ておきたいポイントになりそうです。

ルージュマローネ

ルージュマローネは、展開面で気になる馬です。

今回のメンバーでは、単騎で前へ行けそうな存在。自分のリズムで運べれば、函館ダート1700mで粘りを見せる可能性があります。

6月24日の追い切りは美浦坂路で53.2-38.8-25.2-12.6を馬なり。余力たっぷりで、前向きに動けています。

厩舎コメントでは、昇級戦を使ったあとで、クラス慣れが必要という話もあります。ただ、牝馬同士で1700mは良いという見方もあり、条件替わりそのものは悪くなさそうです。

自分の形で運べた時に、どこまで粘れるか。レースの流れを作る馬として見ておきたい一頭です。

ブラックルビー

ブラックルビーは、初ダートでどんな変化を見せるかを見たい馬です。

芝では切れ不足の面があり、転厩緒戦の今回はダートを試す形。厩舎コメントでも、仕上がりは良く、牝馬同士でメドの立つ内容を期待したいというニュアンスがあります。

調教は6月18日に美浦W重で82.9-65.9-51.4-37.7-11.8を馬なり。3頭併せで大きく追走して先着しており、攻め量の割に仕上がっている印象です。6月24日には函館W稍重で71.8-55.1-40.6-13.3を馬なりで消化しています。

初ダート、転厩緒戦という分かりやすい課題はあります。それでも、芝で足りなかった部分がダートで補えるかという意味では、内容を見ておきたい馬です。

武豊騎乗馬考察

ユージュアーナ

今回の武豊騎乗馬は、ユージュアーナです。

ユージュアーナは、今回の条件がかなり合いそうな馬です。厩舎コメントでは、小回り1700mがベストというはっきりした話が出ています。先行力があり、粘り強い。さらに昨年の北海道でも好走している馬です。

函館ダート1700mは、この馬の持ち味を出しやすい舞台と見てよさそうです。

血統は父リアルスティール、母父キングカメハメハ。芝寄りの柔らかさもありつつ、母父キングカメハメハから小回りダートで長く脚を使う要素も感じます。

調教では、6月18日に栗東CW良で86.8-70.0-54.4-38.7-11.5を馬なり。終い11.5を使えており、過去には栗東CWで11.4の時計もあります。最終追い切りは函館で時計なしですが、太るタイプではなく、先週の追い切りで仕上がるという見方です。

レースで大事になるのは、位置取りと動くタイミングです。

ルージュマローネが逃げる形になれば、その後ろに何頭かが続き、ユージュアーナは先行勢を見る形を取りやすそうです。無理に逃げる必要はありません。前を見ながら1コーナーまでにリズムを作り、向こう正面で息を入れて、3コーナーからじわっと動く形が理想です。

昇級戦なので、相手関係は上がります。ここは課題です。

ただ、厩舎コメントでは相手なりに走ってくれればという雰囲気もあります。派手な決め手というより、安定した立ち回りと粘り強さを生かしたいタイプです。

武豊騎手がどこで動いて、どこまで脚を残すか。函館ダート1700mらしい、コーナー4つの組み立てが見どころになります。

今回すぐに結果だけを見るというより、昇級しても自分の形を保てるか。小回り1700mで持ち味の粘り強さを出せるか。この2点をしっかり確認したい一頭です。

レースの見方

このレースは、適性がはっきりしている馬と、新しい条件で変化を見たい馬が混在しています。

ユージュアーナは小回り1700mへの適性。コンティオは久々でも滞在仕上げと調教の良さ。ウインシャーガスとブラックルビーは初ダートでの変化。プリンセッサは久々でも力強い調教内容。ルージュマローネは単騎で運べる展開面。

函館ダート1700mは、道中のリズムと3コーナーからの動きが重要です。流れに乗れる馬、早めに動ける馬、気分良く走れる馬を見ておくと、レースの見え方がかなり面白くなりそうです。

データノート

ここからはサイト掲載用の補足データです。

調教注目馬

コンティオ

  • 調教内容: 6月24日 函館W稍重 67.4-51.4-37.7-11.9、馬なり。
  • 注目理由: 最終追いでラスト11.9。2週続けて鋭い動きを見せ、リフレッシュされた雰囲気。
  • 注意点: 中13週の久々。気性面でピリピリしたところがあり、スタートも見たい。
  • 評価コメント: 滞在競馬で落ち着いて走れれば、力を出せそうな仕上がり。

プリンセッサ

  • 調教内容: 6月24日 函館W稍重 68.5-53.4-39.3-12.4、馬なり。
  • 注目理由: 直線で力強く前進。乗り込み量も十分で、久々でも動きは良さそう。
  • 注意点: 熱発で予定が延びた点と、距離対応。
  • 評価コメント: 牝馬限定戦で、どこまで内容を上げられるか見たい。

ユージュアーナ

  • 調教内容: 6月18日 栗東CW良 86.8-70.0-54.4-38.7-11.5、馬なり。
  • 注目理由: 小回り1700m向きの持続力タイプ。先週の追い切りで仕上がるという見方。
  • 注意点: 昇級戦で相手関係は上がる。
  • 評価コメント: 武豊騎手で先行力と粘り強さをどう生かすか見たい。

ウインシャーガス

  • 調教内容: 6月24日 函館W稍重 69.6-53.9-39.7-13.0、馬なり。
  • 注目理由: 中1週でも好調を維持。前走時の栗東CWでも終い11.7を馬なりで出している。
  • 注意点: 今回が初ダート。
  • 評価コメント: 状態は安定。ダート替わりで新味が出るか見たい。

ブラックルビー

  • 調教内容: 6月18日 美浦W重 82.9-65.9-51.4-37.7-11.8、馬なり。6月24日 函館W稍重 71.8-55.1-40.6-13.3、馬なり。
  • 注目理由: 先週の3頭併せで大きく追走して先着。仕上がりは悪くなさそう。
  • 注意点: 転厩緒戦で初ダート。
  • 評価コメント: ダート替わりでどんな内容を見せるか確認したい。

厩舎コメントで気になる点

ユージュアーナ

  • 厩舎コメント要約: 小回り1700mがベスト。先行力と粘り強さがあり、北海道でも好走。昇級でも相手なりに。
  • プラス材料: 小回り1700m適性、先行力、北海道実績。
  • 不安材料: 昇級戦で相手関係が上がる点。
  • サイト掲載用コメント: 条件は合いそう。武豊騎手で持ち味をどう生かすか見たい。

コンティオ

  • 厩舎コメント要約: 滞在競馬を狙って仕上げた。直前追いがかなり良く、体調は整っている。前走は出遅れが痛かった。
  • プラス材料: 滞在競馬、直前追い、体調面。
  • 不安材料: 久々、気性面、スタート。
  • サイト掲載用コメント: 滞在で落ち着ければ力を出せそう。流れに乗れるか注目。

プリンセッサ

  • 厩舎コメント要約: 熱発で予定は延びたが、もう大丈夫。牝馬限定戦ならもう少しやれていい。
  • プラス材料: 牝馬限定戦での見直し余地。
  • 不安材料: 熱発明け、距離対応。
  • サイト掲載用コメント: 仕上がりは良さそう。限定戦で前進があるか見たい。

ウインシャーガス

  • 厩舎コメント要約: ジョッキー進言でダートへ。馬がしっかりしてきて、キズナ産駒で試す価値あり。
  • プラス材料: ダート替わり、新味、馬体の成長。
  • 不安材料: 初ダート、1700mの流れへの対応。
  • サイト掲載用コメント: 初ダートでどんな走りを見せるか。新味に注目したい。

ブラックルビー

  • 厩舎コメント要約: 芝で切れ不足があり、転厩緒戦でダートを試す。仕上がりは良い。
  • プラス材料: ダート替わり、仕上がり、牝馬限定戦。
  • 不安材料: 初ダート、転厩緒戦。
  • サイト掲載用コメント: ダート替わりで新味を見たい馬。まずはメドの立つ内容を。

ルージュマローネ

  • 厩舎コメント要約: 昇級戦を見るとクラス慣れが必要。ただ牝馬同士で1700mは良い。
  • プラス材料: 牝馬限定戦、距離延長、単騎で運べそうな点。
  • 不安材料: クラス慣れ。
  • サイト掲載用コメント: 1700mで自分の形なら、粘りの内容を見せても。

全馬メモ

プリンセッサ

  • 血統: 父ナダル × 母父ディープインパクト
  • 騎手・斤量: 岩田望来 56kg
  • コメント: ナダル産駒でダート1700mのパワー型条件は合いそう。函館Wで力強い脚捌きを見せ、久々でも仕上がりは良好。熱発明けで予定が延びた点と距離対応を見ておきたい。

コパノエビータ

  • 血統: 父ダノンレジェンド × 母父ゴールドアリュール
  • 騎手・斤量: 長浜鴻緒 56kg
  • コメント: ダート色の強い配合で、函館コース相性を生かしたいタイプ。馬体が減らなくなっている点は好材料。調教は平行線で、どこまで内容を上げられるか。

ネクストダンサー

  • 血統: 父ドレフォン × 母父サウスヴィグラス
  • 騎手・斤量: 黛弘人 56kg
  • コメント: ダートの先行力と機動力を感じる配合。函館実績はあるが、揉まれず自分のリズムで走れるかがポイント。

コンティオ

  • 血統: 父ダノンレジェンド × 母父エンパイアメーカー
  • 騎手・斤量: 横山和生 56kg
  • コメント: ダート小回り向きの機動力を見たい。滞在競馬を狙って仕上げられ、直前追いも良好。ピリピリした気性と久々をどうクリアするか。

ブラックルビー

  • 血統: 父キズナ × 母父シンボリクリスエス
  • 騎手・斤量: 北村友一 56kg
  • コメント: キズナにシンボリクリスエスで、ダート替わりは試す価値がある配合。芝で切れ不足があり、今回は初ダート。仕上がりは悪くなさそう。

ユージュアーナ

  • 血統: 父リアルスティール × 母父キングカメハメハ
  • 騎手・斤量: 武豊 56kg
  • コメント: 芝寄りの柔らかさとダート小回りの持続力を併せ持つ印象。小回り1700mがベストという厩舎コメント。先行力と粘り強さを武豊騎手がどう引き出すかを見たい。

ルージュマローネ

  • 血統: 父ダイワメジャー × 母父カジノドライヴ
  • 騎手・斤量: 佐々木大輔 56kg
  • コメント: 前向きなスピードを生かしたい配合。展開では単騎で運べそう。昇級後の慣れは必要だが、1700mで粘りを見たい。

ニシノラヴァンダ

  • 血統: 父サトノアラジン × 母父Sidney's Candy
  • 騎手・斤量: 横山琉人 56kg
  • コメント: ダート替わりがどう出るか確認したいタイプ。滞在競馬で連闘は問題なしとのコメント。イレ込み過ぎず、距離をこなせるかが鍵。

タマモカンパネラ

  • 血統: 父ナダル × 母父ハーツクライ
  • 騎手・斤量: 原優介 56kg
  • コメント: 函館ダ1700mのパワーと持続力は合いそう。前走は出負けと外々のロスがあり、内容の見直し余地。自分から動く形なら内容改善も。

ウインシャーガス

  • 血統: 父キズナ × 母父コンデュイット
  • 騎手・斤量: 鮫島克駿 56kg
  • コメント: 持続力は感じる配合。今回はジョッキー進言による初ダート。状態は好調を保っており、ダートで新味を出せるかを見たい。

ドーンコーラス

  • 血統: 父スワーヴリチャード × 母父Rock of Gibraltar
  • 騎手・斤量: 丹内祐次 56kg
  • コメント: ダート替わりは未知。坂路では手応え十分で、調教通りならもっと走れていいという見方。状態は維持できており、目先を替えてどんな走りを見せるか。

気になる馬

ユージュアーナ

  • 選定理由: 武豊騎乗馬。小回り1700mがベストという厩舎コメントが強く、条件適性を見たい。

コンティオ

  • 選定理由: 滞在競馬を狙って仕上げられ、直前追いが目立つ。久々でも体調面は良さそう。

ウインシャーガス

  • 選定理由: 初ダートで新味が出るかを見たい。状態も保てている。

プリンセッサ

  • 選定理由: 調教の力強さが目立ち、ナダル産駒の函館ダ1700m適性も見どころ。

ルージュマローネ

  • 選定理由: 単騎で運べそうな展開。昇級慣れは必要だが、1700mで粘りを見たい。

ブラックルビー

  • 選定理由: 転厩緒戦で初ダート。仕上がりは悪くなく、条件替わりで変化を見たい。