GI展望・騎手想定
【エリザベス女王杯2026】武豊は何に乗る?騎手未定4頭と想定23頭を比較
武豊騎手の相棒は発表待ち。騎手未定4頭の近走、前回からの顔ぶれの変化、想定23頭の騎手を整理。
武豊騎手のパートナーは、今回の騎手想定でもまだ見えていません。注目する空欄は、カテリーナ、ステレンボッシュ、チェルヴィニア、ラフターラインズの4頭です。
11月15日のエリザベス女王杯は京都・芝2200メートル外回り。10月30日発表の想定は23頭です。本稿は10月31日更新。騎手名は出馬投票前の想定で、未定4頭への武豊騎手の騎乗依頼を示すものではありません。レース概要・JRA/騎手想定・netkeiba
まず押さえたいのは、前回気にしていたヴーレヴーには吉田隼人騎手の名前が入ったこと。武幸四郎厩舎とのつながりより、今回出た具体的な想定を優先します。武豊ファンとしては、視線を未定の4頭へ移す更新です。
今回の更新で変わった3点
| 更新点 | 現在の状況 | 見方 |
|---|---|---|
| 騎手の空欄 | カテリーナ、ステレンボッシュ、チェルヴィニア、ラフターラインズ | 続報を追う4頭。武豊騎乗の候補順位ではない |
| 想定の顔ぶれ | 前回21頭から今回23頭 | 追加4頭、今回の一覧から外れた馬2頭 |
| 騎手の重複 | ケリフレッドアスク、サフィラに北村友一騎手 | 同一レースの想定に重複が残る段階 |
新たに名前が加わったのはアマイ、ケリフレッドアスク、ニシノティアモ、レイクラシック。前回掲載のギャラボーグとゴールデンスナップは今回の一覧にありません。一覧から消えたことと、陣営から回避が発表されたことは別です。
想定23頭に対してフルゲートは18頭。今後は騎手だけでなく、登録と出走馬選定による顔ぶれの変化も重要になります。
武豊騎手との接点を追うならカテリーナ
カテリーナは、2025年11月24日の五色沼特別で武豊騎手が騎乗し15着。今年の夏は浜中俊騎手で松前特別、五稜郭Sを連勝し、クイーンSでも5着に入りました。競走成績
過去に一度騎乗した馬が、夏に力をつけてGIの想定に入ってきた。 武豊騎手との再コンビを考えるうえで、ここには具体的な接点があります。
強みは1800メートルで見せた持続力。五稜郭Sでは3番手付近から運び、勝負所でも前の集団に残って勝ち切りました。一方、クイーンSでは後方からになり、勝ち馬と0秒5差。2200メートルで折り合いながら、勝負に参加できる位置を取れるかを見たい馬です。
今回乗ることになれば、単なる再会ではなく、成長した馬で初の2200メートルをどう組み立てるかが見どころ。騎乗歴があることは注目の理由、依頼の有無は続報で確認する事項です。
GI実績馬2頭と、オークス3着馬にも空欄
ステレンボッシュ|取り戻したいのは直線の反応
エプソムCでは上がり33秒1を使って2着。その後は安田記念10着、新潟記念11着でした。評価の焦点は、桜花賞馬という肩書きだけでなく、今年5月に出せていた反応をもう一度出せるかです。
前走の新潟記念は2000メートル・稍重で勝ち馬と1秒1差。距離延長で追走に余裕ができる可能性はありますが、加速への反応も一緒に戻るかを確かめたいところ。次の追い切りでは、全体時計と併せた時の動き出しを見ます。
武豊騎手との組み合わせを想像したくなる実績馬でも、今回の空欄から具体的な交渉状況までは読み取れません。現時点では騎手発表と状態の立て直しをセットで追う馬とします。
チェルヴィニア|2200メートルへの延長をどう生かすか
2024年のオークス、秋華賞を制した二冠牝馬。直近3戦は中山記念5着、ヴィクトリアマイル16着、新潟記念8着です。新潟記念は8着でも勝ち馬と0秒4差でした。
ステレンボッシュと同じ新潟記念で、同じ56キロを背負って先着。上がりはチェルヴィニア34秒2、ステレンボッシュ34秒7でした。同じレースで比べると、着順の印象ほど両馬を一緒には扱えません。
京都外回り2200メートルでは、道中のリズムを整え、早めの加速から長く脚を使えるか。距離を延ばす狙いは検討できます。騎手が誰になるかに加え、勝負所で自分から動ける反応が戻るかを重視します。
ラフターラインズ|春の末脚と復帰初戦の完成度
フローラSは上がり32秒8で勝ち、オークスでは33秒3で3着。オークスの勝ち馬との時計差は0秒0です。これは同着ではなく、時計表示では差がつかない僅差の決着でした。
強みは2000~2400メートルで見せた末脚。オークス以来の出走なら175日ぶりになるため、今回の焦点は春の能力をどこまで実戦で出せる状態に戻せているかです。
長い休養を挟んだ3歳馬だけに、馬体の成長や追い切りで評価が動く余地があります。武豊騎手が乗るという話題以前に、女王争いそのものでも注目したい未定馬です。
未定4頭の近3走を数字で比較
同一レース以外の時計・上がりは、馬場や流れが異なるためそのまま速さの順位にはしません。着差は勝利時に2着馬への差、敗戦時に勝ち馬との差です。
| 馬 | 日付 | レース | 距離・馬場 | 着順 | 騎手・斤量 | 上がり3F | 着差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カテリーナ | 2026.8.2 | クイーンS(GIII) | 1800m・良 | 5 | 浜中俊 55kg | 34.6秒 | 0.5秒差 |
| カテリーナ | 2026.7.11 | 五稜郭S(3勝) | 1800m・稍 | 1 | 浜中俊 56kg | 34.8秒 | 0.1秒先着 |
| カテリーナ | 2026.6.13 | 松前特別(2勝) | 1800m・稍 | 1 | 浜中俊 56kg | 33.8秒 | 0.6秒先着 |
| ステレンボッシュ | 2026.8.30 | 新潟記念(GIII) | 2000m・稍 | 11 | 戸崎圭太 56kg | 34.7秒 | 1.1秒差 |
| ステレンボッシュ | 2026.6.7 | 安田記念(GI) | 1600m・良 | 10 | レーン 56kg | 33.9秒 | 0.8秒差 |
| ステレンボッシュ | 2026.5.9 | エプソムC(GIII) | 1800m・良 | 2 | 戸崎圭太 56kg | 33.1秒 | 0.0秒差 |
| チェルヴィニア | 2026.8.30 | 新潟記念(GIII) | 2000m・稍 | 8 | 津村明秀 56kg | 34.2秒 | 0.4秒差 |
| チェルヴィニア | 2026.5.17 | ヴィクトリアマイル(GI) | 1600m・良 | 16 | レーン 56kg | 34.4秒 | 1.1秒差 |
| チェルヴィニア | 2026.3.1 | 中山記念(GII) | 1800m・良 | 5 | ルメール 55kg | 33.7秒 | 0.4秒差 |
| ラフターラインズ | 2026.5.24 | オークス(GI) | 2400m・良 | 3 | レーン 55kg | 33.3秒 | 0.0秒差 |
| ラフターラインズ | 2026.4.26 | フローラS(GII) | 2000m・良 | 1 | レーン 55kg | 32.8秒 | 0.2秒先着 |
| ラフターラインズ | 2026.2.10 | きさらぎ賞(GIII) | 1800m・良 | 3 | 藤岡佑介 55kg | 32.8秒 | 0.0秒差 |
相手関係の中心はカムニャックとジョスラン
カムニャックは川田将雅騎手、ジョスランはルメール騎手の想定。アイルランドTの1、2着馬が、それぞれ前走のコンビで臨む形です。
| 馬 | アイルランドT | 上がり3F | 前走斤量 | 今回の比較ポイント |
|---|---|---|---|---|
| カムニャック | 1着 | 33秒4 | 56kg | 今年の重賞で2着、2着、1着。末脚の安定が基準 |
| ジョスラン | 2着・0秒1差 | 33秒7 | 55kg | 先に動いて接戦。2200mで仕掛けをどう組み立てるか |
前走は1キロの斤量差がありました。今回はともに古馬牝馬の定量56キロという条件になるため、単純に0秒1差の再戦とは考えません。ジョスランは先に勝負へ動ける点、カムニャックは追ってからの伸びが比較材料です。
武豊騎手の騎乗馬が決まった時には、まずこの2頭に対して、位置取りと仕掛けのタイミングでどんな勝ち筋があるかを考えたいところです。
京都での持続力ならアクアヴァーナル
松山弘平騎手が想定されるアクアヴァーナルは、京都大賞典3着、勝ち馬と0秒2差。通過順は11番手、11番手、7番手、3番手で、勝負所から自分で押し上げています。
後ろで脚を温存しただけではなく、動いてから踏ん張れたことが強み。天皇賞・春も4着、0秒2差でした。2200メートルへの短縮では、途中の加速に置かれずに持続力を出せるかがポイントです。
さらにヴーレヴーは吉田隼人騎手、ジュウリョクピエロは今村聖奈騎手、クイーンズウォークはC.デムーロ騎手。ヴーレヴーの前走2200メートルでの好走、ジュウリョクピエロのオークス勝ち、クイーンズウォークの巻き返しと、騎手の空欄以外にも見どころが揃っています。
騎手想定23頭の一覧
馬名順です。枠順、出走優先順位、予想印を示す並びではありません。
| 馬名 | 想定騎手 |
|---|---|
| アクアヴァーナル | 松山弘平 |
| アマイ | 江田照男 |
| ヴーレヴー | 吉田隼人 |
| エストゥペンダ | 荻野極 |
| エセルフリーダ | 武藤雅 |
| カテリーナ | 未定 |
| カムニャック | 川田将雅 |
| クイーンズウォーク | C.デムーロ |
| ケリフレッドアスク | 北村友一 |
| コガネノソラ | 丹内祐次 |
| サフィラ | 北村友一 |
| シャドウメテオ | 三浦皇成 |
| ジュウリョクピエロ | 今村聖奈 |
| ジョスラン | C.ルメール |
| ステレンボッシュ | 未定 |
| セキトバイースト | 浜中俊 |
| チェルヴィニア | 未定 |
| ニシノティアモ | 津村明秀 |
| マリアイリダータ | 坂井瑠星 |
| ラヴァンダ | 岩田望来 |
| ラフターラインズ | 未定 |
| レイクラシック | 西村淳也 |
| レーゼドラマ | 松若風馬 |
北村友一騎手は2頭に記載されています。現段階の重複として掲載し、どちらに乗るかを独自に決めていません。
現時点の結論
武豊騎手との過去の接点ならカテリーナ。GI実績ならステレンボッシュ、チェルヴィニア。3歳の伸びしろならラフターラインズ。 未定4頭は、それぞれ違う意味で次の発表が気になります。
レースの比較基準はカムニャックとジョスラン。京都での持続力ではアクアヴァーナルも重視します。騎乗馬の発表が出れば、その馬がこの相手にどう挑むかへ一歩進めます。
次の更新では、騎手の続報、正式な登録、1週前追い切りを確認します。武豊騎手の騎乗の有無は、現段階では発表待ちです。
前回の能力比較・近走データは10月29日時点の記事です。騎手と想定馬の最新一覧は本記事をご覧ください。
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