調教

武豊の京都3日間、調教を履歴から読む|エリカエクスプレスの仕上げ、好走時と今回の違い

2026-10-092026年10月10日〜12日 京都・武豊騎手騎乗予定

京都16鞍の調教を中間・1週前・最終追いと好走時から検証。エリカエクスプレスの仕上げの型、オンユアマークスの中間負荷、シルクウォードの除外前後を比較。

10月10日から12日まで、武豊騎手は京都で16鞍に騎乗予定。今回は最終追い切りの速さだけでなく、そこへ至る中間の負荷と、過去に好走した際の調整を比べます。

最初に結論を挙げると、好走時の調整パターンとの共通点を評価したいのがエリカエクスプレスとラパンドール。早い段階の負荷が重要なのがオンユアマークス。最終時計だけでは見落としたくないのがノボリリアです。一方、キングメーカーとモックモックは、動けている材料と、それだけでは強気になれない材料が同居しています。

騎乗予定は10月9日付の手元の出走データと武豊騎手公式スケジュールで照合しました。対象は16鞍すべて。日曜5Rはシルクウォードで、追加提供された除外前の履歴と10月7日の最終追いを分けて比較しています。

今回の比較方法

資料は競馬ブックの調教履歴・中間の時計の保存データです。映像を見た所見ではなく、時計、コース、馬場、追い方、併せ馬の位置関係からの分析です。履歴のある既走馬は収録された過去の調教を通覧し、記事には比較に必要な代表行を抜粋しました。新馬や中間時計のみの馬では、存在しない「好走時の型」を作りません。

  • CWは栗東のウッドチップコース。坂路とは距離、傾斜、時計の意味が異なります。
  • 6Fと4Fを同じ全体時計として比較しません。表は計測距離を明示します。
  • [位置]はコースの通過位置の資料表記。外を回るほど一般に距離負荷が増しますが、機械的な秒数補正はしていません。
  • 馬なり、強め、一杯では要求された負荷が違います。馬なりで同じ時計なら余裕の可能性はありますが、騎乗者や馬場も合わせて考えます。
  • 先着・遅れだけでなく、先行していたか、追走していたか、相手の追い方を確認します。
  • 資料の「ベスト」「■」「◇」といった参考欄を、日付のある今回の追い切りと混ぜていません。プールや古い未出走期間の記録も、直近の追い本数に一括算入していません。

以下の評価は調教過程の見立てです。勝率や最終的な買い目順位ではありません。

土曜・10月10日

京都2R ダノンキューブ|長めで土台を作り、坂路で整えた

今回の中間と最終調整

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/24(木)栗坂・良4F 55.3 / 3F 39.8 / 2F 25.5 / 1F 12.5馬なり助手
2026/9/27(日)栗坂・稍4F 58.6 / 3F 42.6 / 2F 28.0 / 1F 13.8馬なり助手
2026/10/1(木)栗CW・良[6]6F 82.3 / 5F 67.4 / 4F 52.6 / 3F 37.6 / 1F 11.6馬なり助手
2026/10/7(水)栗坂・良4F 53.7 / 3F 38.3 / 2F 25.3 / 1F 12.6馬なり助手
2026/10/9(金)栗坂・良4F 63.2 / 3F 45.1 / 2F 29.0 / 1F 14.1馬なり助手

中心となる負荷は10月1日のCWです。長めから馬なりで運び、終いまで時計をまとめました。3頭併せでは、内を追走したラブインアクションにはわずかに遅れ、外を先行していたヴァンアグレアブルには先着しています。先着した相手には出発時点のリードがあるため、着差だけを能力差として扱わない方がよい内容です。

10月7日は坂路で全体を詰めています。9月24日と比べると全体は55.3から53.7へ短縮した一方、終いは12.5から12.6。良化材料は「最後だけ切れた」ことではなく、馬なりのまま全体のペースを上げたことです。10月9日の軽い坂路は追加の調整で、これを最終時計の悪化とは読みません。

過去との比較範囲

今回受け取ったのは中間時計資料で、過去の全レース前の履歴ではありません。函館芝・函館Wの参考時計はありますが、今回の栗東坂路とは条件が違い、日付を確認できない参考行を新馬戦直前と決めつけることもしません。

評価:仕上げの順序は素直で、前向きに見られる。長めの負荷から坂路で整える流れは確認できました。実戦で力まず運べるかは別に見たいところです。

京都6R カンソウシタイナ|終いの失速が小さくなった新馬

今回の負荷の積み重ね

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/9(水)栗坂・不4F 52.6 / 3F 39.1 / 2F 26.1 / 1F 13.7強め助手
2026/9/25(金)栗坂・良4F 54.3 / 3F 39.6 / 2F 26.0 / 1F 13.3馬なり助手
2026/9/30(水)栗坂・重4F 54.3 / 3F 39.9 / 2F 26.1 / 1F 13.2馬なり松本大
2026/10/4(日)栗坂・良4F 53.8 / 3F 39.2 / 2F 25.4 / 1F 12.5一杯助手
2026/10/7(水)栗坂・良4F 51.9 / 3F 38.0 / 2F 24.8 / 1F 12.2一杯助手

9月9日の坂路は全体では動けていても、終いが13.7。対して10月7日は全体を速めながら終いを12.2でまとめています。最終日のラスト2F24.8を分けると、最後の2区間は12.6、12.2。速い入りに対応し、最後に加速する形へ変わってきたことが注目点です。

ただし、9月9日は不良で強め、10月7日は良で一杯。馬場と要求された負荷が異なり、成長分を時計差だけで測ることはできません。最終の併せ馬も、同じ新馬を0.4秒追走してアタマ差遅れています。追走した負荷は評価できても、余裕十分の先着という内容ではありません。

新馬として見たいところ

日曜の10月4日にも一杯に追い、水曜も強い負荷をかけています。仕上げに必要な刺激を重ねた過程ですが、当日はその後の落ち着きと活気の両立を確認したい。好走時比較はまだできません。

評価:新馬組で、負荷と終盤の改善が目立つ一頭。時計だけなら目を引きますが、実戦の発馬と追走、強い稽古を消化した後の様子まで含めて判断します。

京都7R シュネルアンジュ|短い最終追いの反応をどう読むか

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/30(水)栗CW・重[8]4F 55.5 / 3F 39.3 / 1F 12.2馬なり助手
2026/10/7(水)栗CW・良[5]4F 51.4 / 3F 36.5 / 1F 11.5馬なり調教師

9月30日も10月7日も4F計測。最終は馬なりで、インフローレを外から0.7秒追走して同入しました。短い区間とはいえ、追走して終いまでまとめた点には手応えがあります。

前回・9月19日4着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/16(水)栗CW・重[8]6F 84.6 / 5F 69.2 / 4F 54.1 / 3F 38.6 / 1F 12.1馬なり助手

前回は重馬場のCWで6Fからの調整。今回は良馬場で4F、通過位置も内寄りです。終いの改善をそのまま状態の上昇幅とはせず、計測距離と馬場の違いを含めて読む必要があります。

好走時・新馬勝ちと春の2着

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2025/11/19(水)栗CW・良[7]6F 83.3 / 5F 67.5 / 4F 52.7 / 3F 37.6 / 1F 11.5一杯武豊
日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
---------------
2026/2/26(木)栗CW・良[9]6F 81.2 / 5F 65.4 / 4F 51.3 / 3F 36.8 / 1F 11.7直強め助手
2026/3/4(水)栗CW・重[8]5F 68.1 / 4F 52.9 / 3F 37.8 / 1F 11.7馬なり助手
日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
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2026/5/6(水)栗CW・良[8]6F 85.9 / 5F 69.5 / 4F 54.2 / 3F 38.6 / 1F 11.6馬なり助手

新馬勝ちの直前は長めから一杯に追い、春の好走時は馬なり中心でも終いを出していました。今回の終いは好走時の水準に近いものの、長めで出した当時の時計との単純比較は避けたいところです。

評価:実戦を使っている強みを生かした、反応重視の調整。直前が短いから不足というより、9月に使われた土台の上にある仕上げと見ます。ただし9月の馬体重は496kgから490kgへ減っており、当日の体つきと体重の推移は確認点です。現在の馬体重を確認したという意味ではありません。

京都10R ノボリリア|日曜追いを見落とさない

今回・日曜のCW

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/10/4(日)栗CW・良[7]6F 85.7 / 5F 69.7 / 4F 54.7 / 3F 39.3 / 1F 11.1馬なり助手

今回の提供資料で中心になるのは10月4日の日曜追いです。馬なりで終い11.1。水曜の速い時計が掲載されていないことだけで、追い不足と扱うのは違います。

前回・北摂特別2着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/9(水)栗CW・不[4]5F 71.5 / 4F 54.5 / 3F 39.3 / 1F 11.8馬なり助手
2026/9/16(水)栗坂・重4F 56.0 / 3F 40.2 / 2F 25.6 / 1F 12.5末強め追う助手

前回は直前の坂路で終いを促す仕上げ。今回はCWで、全体を無理に詰めず終盤に重点を置いています。

好走時・7月12日の勝利前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/7/1(水)栗CW・良[5]6F 84.1 / 5F 67.1 / 4F 51.8 / 3F 37.1 / 1F 11.2馬なり助手
2026/7/8(水)栗坂・良4F 54.4 / 3F 39.5 / 2F 25.4 / 1F 12.1馬なり助手

7月の勝利前もCWで終いを伸ばし、直前は坂路でした。今回と同一メニューではありませんが、全体の速さより終いの反応を大切にする要素は共通しています。今回のラスト3Fは39.3で、そこから最後を伸ばした形です。長く速い脚を使い続けた調教とは区別します。

評価:直近の実戦を踏まえた、終い重視の維持調整として評価。1400mへの距離延長を、この一本だけで解決済みとはしません。道中で脚を温存できるかが実戦の見どころです。

京都11R ドラゴン|休み明けの負荷はあるが、勝った時と同じではない

今回・9月後半からの調整

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/27(日)栗坂・稍4F 57.9 / 3F 42.0 / 2F 27.1 / 1F 13.2馬なり助手
2026/9/30(水)栗CW・重[7]6F 84.4 / 5F 68.0 / 4F 52.5 / 3F 37.5 / 1F 11.7一杯助手
2026/10/4(日)栗CW・良[5]7F 99.2 / 6F 83.6 / 5F 68.4 / 4F 53.2 / 3F 38.3 / 1F 11.6強め助手
2026/10/7(水)栗坂・良4F 55.2 / 3F 40.1 / 2F 25.9 / 1F 12.7馬なり助手

9月30日はCWで一杯、10月4日も長めから強め。最後だけ軽い馬ではなく、先にしっかり負荷をかけています。最終の坂路はオンユアマークスに0.4秒先行して同入。相手が2歳馬というだけで優劣を決めず、こちらが先行していたことも押さえます。

前回・5月30日9着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/5/20(水)栗CW・良[5]7F 94.0 / 6F 77.6 / 5F 62.8 / 4F 49.1 / 3F 36.0 / 1F 11.5一杯助手
2026/5/27(水)栗坂・良4F 55.5 / 3F 40.0 / 2F 25.7 / 1F 12.4馬なり助手

前回は中間に非常に速いCWがありましたが、レース結果には直結しませんでした。この馬は「今回の全体時計が以前より遅いから悪い」「速ければ買える」の両方が危険です。

好走時・3月21日勝利の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/3/18(水)栗坂・良4F 55.2 / 3F 39.4 / 2F 25.1 / 1F 12.2馬なり助手

勝った時と今回の最終坂路は、ともに全体55.2。ただし終いは当時12.2、今回は12.7です。全体が同じでも、後半のまとめ方は同じではありません。

評価:休み明けに向けた負荷は積めているが、好走時の鋭さまで再現したとは言い切らない。記事で比べるのは9月後半以降の今回の調整。資料に残る6月の時計を、この中間の一本として加算していません。

日曜・10月11日

京都2R オンユアマークス|最終追いより、その前の2本

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/17(木)栗坂・重4F 59.4 / 3F 42.4 / 2F 27.0 / 1F 13.4馬なり助手
2026/9/20(日)栗坂・良4F 56.2 / 3F 40.8 / 2F 26.4 / 1F 13.2馬なり助手
2026/9/24(木)栗CW・良[6]7F 96.3 / 6F 79.7 / 5F 65.7 / 4F 51.9 / 3F 37.1 / 1F 11.7強め助手
2026/9/30(水)栗CW・重[8]6F 79.6 / 5F 64.9 / 4F 51.0 / 3F 36.9 / 1F 12.2強め助手
2026/10/4(日)栗坂・良4F 60.7 / 3F 43.8 / 2F 28.6 / 1F 14.4馬なり助手
2026/10/7(水)栗坂・良4F 54.8 / 3F 39.9 / 2F 25.8 / 1F 12.7馬なり助手

重要なのは9月24日と30日のCW。24日は7Fから強め、30日は重馬場でも6Fから強めで、いずれも全体をしっかりまとめています。最終の坂路はその後の調整です。

10月7日はドラゴンを0.4秒追走して馬なりで同入。先週までに負荷をかけた上で、最後は無理に時計を詰めていません。2歳馬でも1週前以前を見ないと、仕上げの核心を見落とす好例です。

過去との比較範囲

今回の資料は中間時計中心で、デビュー前の全履歴は揃っていません。従って、過去最高と断定するよりも、長めの2本から直前を整えた今回の設計そのものを評価します。

評価:中間負荷を重視した場合に評価を上げたい一頭。芝2000mでその負荷が持続力として生きるか、実戦では折り合いと追ってからの反応を見たいです。

京都5R シルクウォード|除外前の土台を保ち、再出走へ

JRA出馬表では、武豊騎手で芝2000mの新馬戦に出走予定です。9月26日の阪神新馬戦は除外となっており、レースを一度使って良化した馬として扱うことはできません。

除外前・9月26日に向けての仕上げ

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026-09-06栗CW・良[8]5F69.2 / 4F52.6 / 3F37.7 / 1F11.8馬なり加藤祥
2026-09-09栗CW・不良[7]6F82.9 / 5F66.9 / 4F52.2 / 3F37.3 / 1F11.9一杯加藤祥
2026-09-13栗CW・良[9]6F84.9 / 5F68.5 / 4F52.6 / 3F37.4 / 1F12.0馬なり助手
2026-09-17栗CW・重[8]5F69.8 / 4F53.5 / 3F37.3 / 1F11.2馬なり西村淳
2026-09-21栗CW・良[7]6F90.8 / 5F73.9 / 4F57.4 / 3F41.3 / 1F12.8馬なり加藤祥
2026-09-24栗坂・良4F56.2 / 3F40.6 / 2F26.1 / 1F12.9馬なり加藤祥

8月に坂路とゲート練習、9月にCWでの負荷を積み、予定されていた新馬戦の直前は坂路で整える流れでした。9月9日は不良のCWで一杯。セレッソデアモールに1.8秒先行して1.4秒先着しています。着差だけなら大きな先着ですが、出発時点のリードより差は縮まっており、追走して突き放した調教とは意味が違います。

むしろ比較したいのは9月13日と17日です。13日は同じ相手に外を0.8秒先行して同入。17日は重馬場の5F追いで、内を0.5秒追走してアタマ差先着しました。両方とも馬なりですが、先行して待つ形だけでなく、追走して最後に並びかける形もこなしたことを評価できます。ただし17日は計測距離が短く、内を回っているため、終い11.2だけで急成長とまではいえません。

9月24日は坂路を馬なりで、ゼンカイナダルを0.4秒追走して同入。除外前の段階では、長めの強い負荷から直前を整える準備ができていたと読めます。

今回・10月11日へ向けて

日付コース・馬場時計(秒)追い方騎乗者
2026-10-07栗坂・良4F55.4 / 3F40.1 / 2F25.9 / 1F12.9末強め加藤祥

10月7日は坂路で末強め。新馬のレッドガレオンに0.6秒先着しました。相手は馬なりで、出発時の位置関係は未記載なので、追走して差し切ったとは書けません。提供資料の短評では除外の影響を懸念していない評価となっていますが、ここでは実際に確認できる調教内容と分けて扱います。

9月24日と同じ良馬場の坂路、同じ加藤祥太騎手で、全体は56.2から55.4へ短縮。終いはともに12.9でした。今回は末を促しているため、馬なりのまま全面的に良化したというより、出来ていた土台を維持し、全体のペースを上げて再出走へ整えたと読みます。最終の最後の2区間は13.0、12.9で、失速する形ではありません。

評価:除外前の蓄積と、今回も時計を出せた継続性を評価。ただし提供記録で除外後に日付を確認できる追い切りは10月7日の一本です。未掲載期間にまったく調教をしていなかったとも、強い追いを何本も重ねたとも判断しません。一度レースを使った上積みではなく、仕上げ直して迎える新馬戦として見ます。

京都7R ラパンドール|勝った時の「CWから坂路」を再現

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/17(木)栗坂・重4F 59.2 / 3F 43.2 / 2F 28.4 / 1F 14.2馬なり助手
2026/9/20(日)栗坂・良4F 57.3 / 3F 40.9 / 2F 26.2 / 1F 12.8馬なり助手
2026/9/24(木)栗CW・良[5]5F 65.0 / 4F 50.1 / 3F 35.7 / 1F 11.6強め河原田菜
2026/9/30(水)栗CW・重[4]6F 80.8 / 5F 65.9 / 4F 52.6 / 3F 38.4 / 1F 11.8強め河原田菜
2026/10/7(水)栗坂・良4F 53.9 / 3F 39.7 / 2F 25.6 / 1F 12.5馬なり助手

9月24日と30日にCWで強め。その後、最終は坂路を馬なりでまとめました。前の週までに負荷をかけ、直前には過度に追わない順序です。

前回であり好走時・6月13日未勝利勝ちの前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/5/27(水)栗CW・良[5]6F 81.1 / 5F 65.6 / 4F 51.5 / 3F 37.3 / 1F 11.5強め松山弘
2026/6/4(木)栗CW・稍[7]6F 84.8 / 5F 68.1 / 4F 52.9 / 3F 37.9 / 1F 11.7馬なり松山弘
2026/6/7(日)栗坂・良4F 55.2 / 3F 39.3 / 2F 25.3 / 1F 12.7馬なり助手
2026/6/10(水)栗坂・良4F 54.6 / 3F 39.4 / 2F 25.5 / 1F 12.4馬なり松山弘

勝った時もCWから坂路へ移行し、最後は格上の馬を追走して先着していました。今回は同じ併せ馬の比較はできませんが、調整の大枠は似ています。

最終坂路は当時54.6・終い12.4、今回は53.9・終い12.5。全体は詰まっても最後はほぼ同程度で、劇的に切れが増したというより、勝った時の仕上げ方を保ちながら全体を動けていると見るのが自然です。中間CWの騎乗者も当時と異なるため、全体時計だけで成長分は決めません。

評価:既走馬で、好走パターンとの共通点を評価したい。ただし今回は休み明けの昇級戦。調教の再現性と、1勝クラスで通用するかは分けて考えます。

京都9R レッドレベンディス|前走の負荷を使い、馬なりで維持

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/10/7(水)栗坂・良4F 53.0 / 3F 38.4 / 2F 25.0 / 1F 12.6馬なり助手

最終坂路は馬なり。前走からの間隔が短く、今回の掲載時計が一本でも、それだけで仕上げ不足とは判断しません。

前回・9月26日2勝クラス4着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/18(金)栗坂・良4F 50.8 / 3F 37.3 / 2F 24.8 / 1F 12.6一杯助手
2026/9/24(木)栗坂・良4F 53.9 / 3F 39.1 / 2F 25.6 / 1F 12.7馬なり助手

前回の中間には坂路50.8の一杯追いがあり、実戦も経験しています。今回はその土台を利用していると見ることができます。

好走時・6月14日の勝利前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/6/3(水)栗坂・不4F 54.1 / 3F 38.7 / 2F 25.0 / 1F 12.6強め助手
2026/6/10(水)栗坂・良4F 53.5 / 3F 38.0 / 2F 24.7 / 1F 12.4末強め追う助手

勝った時の最終は末強めで53.5・12.4、今回は馬なりで53.0・12.6。全体を楽にまとめた点はよくても、終いだけが良化したわけではありません。今回の最後の2区間は12.4、12.6で、ごく小さな減速。これだけを失速や不調と扱うほどの材料でもありません。

評価:近走の状態を保つ調整として、悪くない。前走で既に2勝クラス4着を経験しており、今回を初めての昇級戦として説明しない点も重要です。

京都10R キングメーカー|動ける。ただし調教と実戦の隔たりが課題

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/24(木)栗坂・良4F 52.4 / 3F 37.8 / 2F 24.9 / 1F 12.7馬なり田山旺
2026/10/1(木)栗CW・良[7]7F 94.3 / 6F 79.3 / 5F 65.5 / 4F 51.3 / 3F 36.6 / 1F 11.4一杯田山旺
2026/10/7(水)栗CW・良[8]6F 83.1 / 5F 67.7 / 4F 52.9 / 3F 37.6 / 1F 11.6馬なり酒井学
2026/10/9(金)栗坂・良4F 65.3 / 3F 47.1 / 2F 30.1 / 1F 14.4馬なり助手

10月1日は長めから一杯。マジックサンズを大きく追走し同入しました。相手は馬なりなので、それだけで相手を上回ったとはいえませんが、長い距離を追って負荷をかけたことは確認できます。

10月7日は馬なりに切り替え、外を回って先行、併走馬にわずかに先着。1週前に負荷をかけ、最終は整える構成です。9日の軽い坂路は別の調整として扱います。

前回・8月1日11着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/7/23(木)栗CW・良[7]6F 81.8 / 5F 66.6 / 4F 52.3 / 3F 37.2 / 1F 11.4馬なりMデムー
2026/7/29(水)栗坂・重4F 53.8 / 3F 38.5 / 2F 25.0 / 1F 12.8馬なりMデムー

前回もCWの時計は目立っていました。それでも結果を出せなかった点が、この馬を調教時計だけで評価しにくくしています。

好走時・5月17日錦S3着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/5/13(水)栗CW・良[7]6F 82.7 / 5F 67.0 / 4F 52.1 / 3F 37.4 / 1F 11.5馬なり酒井学

好走時の馬なりCWと今回の最終は比較しやすく、全体・終いとも近い範囲です。ただし5月31日の大敗前も終いは11.4で、時計の速さは保証にはなりません。

評価:負荷と動ける下地は評価するが、調教だけで復活の最上位評価にはしない。当日の落ち着き、レースで力みなく脚を使えるかを、数字以上に確認したい馬です。8月に記録された未出走期間の時計と、9月後半以降の今回の調整も混ぜていません。

京都11R モックモック|終盤の改善と、併せ馬の遅れを両方見る

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/24(木)栗CW・良[7]5F 73.5 / 4F 56.8 / 3F 40.0 / 1F 11.3馬なり助手
2026/10/1(木)栗CW・良[8]6F 83.1 / 5F 66.2 / 4F 51.4 / 3F 36.6 / 1F 11.6直強め今村聖
2026/10/4(日)栗坂・良4F 55.9 / 3F 41.1 / 2F 26.4 / 1F 12.7馬なり助手
2026/10/7(水)栗CW・良[9]6F 84.7 / 5F 69.0 / 4F 53.3 / 3F 37.5 / 1F 11.3馬なり調教師

最終CWの終い11.3は目を引きます。外を回り、馬なりで出した時計という意味でも、前向きな材料です。一方、ストレングスには1.4秒先行してクビ差遅れ。相手も馬なりでした。「馬なりだから遅れは問題なし」と片づけず、先行していた位置関係も評価に残す必要があります。

前回・7月12日阿蘇S8着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/7/8(水)栗CW・良[7]6F 84.8 / 5F 70.0 / 4F 55.3 / 3F 40.0 / 1F 12.0馬なり調教師

今回と前回の全体時計は近いものの、ラスト3Fと最後の1Fの配分は今回の方が速くなっています。通過位置も異なるので能力上昇を数値化はできませんが、夏の直前調整より終盤に速い脚を求められている点は読み取れます。

好走時・4月18日アンタレスS2着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/4/15(水)栗CW・良[9]6F 83.6 / 5F 67.5 / 4F 52.7 / 3F 37.5 / 1F 11.5馬なり調教師

好走時と今回はともに外めのCWを馬なりで、ラスト3Fも37.5で同じです。今回の最後の1Fは速い一方、全体は当時の方が速い。最後だけを切り取って「重賞2着時以上」とまではいえません。

評価:夏より終盤を動ける材料はあるが、併せ馬の結果まで含めると条件付き。好走時に近い要素を取り戻しつつある可能性と、休養明けの実戦で最後まで伸びるかを両立して見ます。

京都12R ペイシャシス|同じ4F追いで、好走時と比較できる

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/30(水)栗坂・重4F 56.7 / 3F 41.3 / 2F 26.9 / 1F 13.5馬なり助手
2026/10/4(日)栗坂・良4F 55.5 / 3F 40.7 / 2F 26.7 / 1F 12.8馬なり助手
2026/10/7(水)栗CW・良[6]4F 53.4 / 3F 37.1 / 1F 11.1馬なり助手

坂路で段階的に調整し、最終はCWの4Fから。馬なりで最後を伸ばしています。

前回・9月20日4着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/16(水)栗CW・重[7]4F 56.2 / 3F 40.2 / 1F 11.9直強め助手

前回は重馬場で直線を強めに追い、今回は良馬場を馬なり。条件が違うため、時計差がそのまま上積みというわけではありませんが、無理に追わず終いをまとめたことは評価できます。

好走時・7月12日2着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/7/1(水)栗CW・良[5]6F 85.0 / 5F 69.3 / 4F 53.2 / 3F 37.6 / 1F 11.4強め田山旺
2026/7/8(水)栗CW・良[6]4F 51.7 / 3F 35.9 / 1F 11.1馬なり助手

好走時も同じ4F追い、同じ通過位置で、最後は11.1。今回と終いは一致しています。ただし4F全体は好走時の51.7に対して今回は53.4で、前半を抑えた分も含まれます。

評価:好走時の終いの反応に近い要素があり、前向き。小柄な馬で、前走時は402kg。今回は当日の馬体重と張りを確認し、数字が同じだから体調まで同じとはしない見方です。

月曜・10月12日

京都4R グランビート|強い2本の後、最終は余裕を残す

今回・9月以降

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/9(水)栗坂・不4F 56.2 / 3F 41.1 / 2F 27.3 / 1F 14.0馬なり助手
2026/9/17(木)栗坂・重4F 56.6 / 3F 42.0 / 2F 28.0 / 1F 14.1一杯助手
2026/9/25(金)栗CW・良[8]6F 84.7 / 5F 68.9 / 4F 54.3 / 3F 38.9 / 1F 11.9一杯助手
2026/10/1(木)栗CW・良[5]6F 84.8 / 5F 68.5 / 4F 53.2 / 3F 37.6 / 1F 11.8G前一杯追助手
2026/10/8(木)栗CW・良[4]5F 69.3 / 4F 53.1 / 3F 37.3 / 1F 11.6馬なり助手

9月25日と10月1日のCWでは強く追われ、最終の10月8日は馬なり。最後を軽くしたこと自体より、その前に長めでしっかり負荷をかけた点が大切です。

ただし最終は5F計測で、通過位置もそれ以前より内寄りです。6Fから追った時より終いが速いだけで、急激な良化とはしません。

新馬として残る確認点

クラウンソクラテスとの併せ馬では、9月25日にわずかに先行して遅れ、10月1日にも遅れています。負荷は足りてきても、併せ馬で楽に優勢だった馬ではありません。資料にある5月の坂路やプールの記録は、9月以降の今回の本数に加算していません。

評価:仕上げの段階は進んだと読めるが、実戦の反応を見たい新馬。負荷を消化できているか、初めての競馬で追ってから動けるかを確認します。

京都6R メイショウギフト|速さより、終いまで余力を保つ形

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/9(水)栗坂・不4F 56.9 / 3F 41.3 / 2F 26.9 / 1F 13.5馬なり助手
2026/9/16(水)栗坂・重4F 54.6 / 3F 39.9 / 2F 26.3 / 1F 13.4強め助手
2026/9/25(金)栗CW・良[9]5F 72.1 / 4F 55.8 / 3F 39.5 / 1F 11.7馬なり助手
2026/10/1(木)栗CW・良[7]6F 85.9 / 5F 69.3 / 4F 54.1 / 3F 38.9 / 1F 11.9一杯助手
2026/10/8(木)栗坂・良4F 55.5 / 3F 40.1 / 2F 25.7 / 1F 12.4馬なり助手

9月から坂路、CW、ゲート練習を挟みながら段階的に準備。10月1日は長めから一杯に追い、8日の最終坂路は馬なりでした。最終のラスト2F25.7は13.3、12.4に分かれ、終盤に加速しています。

併せ馬をどう評価するか

10月1日はメイショウアイナに0.6秒先行し、0.6秒先着。結果の差は出発時点の差と同じです。「古馬に大きく先着した」と強調するより、長めの負荷をかけながらリードを保った、と説明する方が正確です。

評価:新馬として、調整の積み重ねと最終の余力を評価。全体時計の派手さより、強い負荷の後に馬なりで加速できた点を見ます。1200mの実戦で必要な発馬やテンの速さまで、坂路の終いだけで保証はできません。

京都11R エリカエクスプレス|好走時も「CWで負荷、坂路で仕上げ」

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/24(木)栗坂・良4F 57.4 / 3F 41.9 / 2F 27.3 / 1F 13.6馬なり助手
2026/9/27(日)栗坂・稍4F 55.8 / 3F 40.6 / 2F 26.1 / 1F 12.8馬なり助手
2026/9/30(水)栗CW・重[6]6F 82.6 / 5F 66.3 / 4F 51.7 / 3F 36.8 / 1F 11.6強め助手
2026/10/4(日)栗坂・良4F 59.9 / 3F 43.6 / 2F 28.3 / 1F 14.0馬なり助手
2026/10/8(木)栗坂・良4F 54.4 / 3F 38.7 / 2F 25.1 / 1F 12.1馬なり武豊

9月30日は重馬場のCWで強めに追い、10月8日は武豊騎手が坂路で馬なり。最終のラスト2Fは13.0、12.1の加速です。先に負荷をかけ、最後は実戦の騎手が乗って整える流れになっています。

前回・クイーンS4着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/7/22(水)栗CW・良[8]6F 78.5 / 5F 63.4 / 4F 49.3 / 3F 35.2 / 1F 11.1強め泉谷楓
2026/7/29(水)函館W・良[5]4F 58.7 / 3F 41.8 / 1F 13.5馬なり泉谷楓

前回も直前だけを見ると軽い調整でしたが、その前にCWで速い時計を出していました。今回は函館Wではなく栗東坂路なので、直前の数字同士を並べて優劣は付けません。

好走時・フェアリーS勝利前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2025/1/3(金)栗CW・良[6]7F 97.4 / 6F 80.5 / 5F 65.3 / 4F 50.5 / 3F 36.2 / 1F 11.2強め助手
2025/1/8(水)栗坂・良4F 55.7 / 3F 40.1 / 2F 26.1 / 1F 12.5馬なり助手

重賞を勝った時も、長めのCWで負荷をかけてから、最終は坂路を馬なりで整えていました。最終で全体の自己ベストを更新しなければ仕上がらない馬、という見方は合いません。

好走時・2025年秋華賞2着と2026年ヴィクトリアマイル4着の前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2025/10/10(金)栗CW・良[9]6F 83.3 / 5F 68.0 / 4F 53.0 / 3F 37.6 / 1F 11.3馬なり泉谷楓
2025/10/16(木)栗坂・稍4F 53.2 / 3F 38.5 / 2F 25.0 / 1F 12.0馬なり武豊
日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
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2026/5/7(木)栗CW・良[7]6F 80.9 / 5F 65.0 / 4F 50.6 / 3F 36.1 / 1F 11.1強め泉谷楓
2026/5/13(水)栗坂・良4F 53.7 / 3F 38.4 / 2F 24.7 / 1F 12.1馬なり武豊

秋華賞の最終坂路は武豊騎手で馬なり。ヴィクトリアマイルの前も同じでした。今回は全体54.4に対して、ヴィクトリアマイル前は53.7。ただし最後はともに12.1です。前半のペース差を含めれば、全体が遅いことだけで不調とする根拠は弱いと考えます。

逆に、資料に「ベスト」として載る坂路時計が、最高のレース結果に直結したとは限りません。2025年11月の速い坂路の後、エリザベス女王杯は12着でした。調教のベストタイムと、競走馬としてのベストパフォーマンスは別です。

評価:今回の調整には、好走時との共通点が多い。状態面から前向きに見られる一方、初めての1400mで流れにどう乗るかが新しい課題です。終いを伸ばせることと、短い距離の追走に無理なく対応できることを分けて見ます。

京都12R ビービーシナジー|坂路も使って、CWの全体を動けるように

今回

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/9/20(日)栗坂・良4F 55.1 / 3F 39.7 / 2F 25.7 / 1F 12.6馬なり助手
2026/9/23(水)栗CW・良[9]3F 38.0 / 1F 11.2馬なり助手
2026/9/30(水)栗CW・重[9]5F 69.6 / 4F 53.1 / 3F 37.5 / 1F 11.7馬なり助手
2026/10/4(日)栗坂・良4F 56.6 / 3F 39.1 / 2F 24.4 / 1F 12.2馬なり助手
2026/10/7(水)栗CW・良[5]5F 66.7 / 4F 51.2 / 3F 36.7 / 1F 11.8馬なり助手

短いCWで終いを伸ばす日と、坂路を2回登る日を組み合わせています。10月4日の坂路は最後の2区間がともに12.2で、終盤の速度を維持。7日のCWは馬なりで5F全体をまとめています。

前回であり好走時・8月2日未勝利勝ちの前

日付コース・馬場[位置]時計(秒)追い方騎乗者
2026/7/22(水)栗CW・良[9]5F 69.8 / 4F 53.7 / 3F 38.1 / 1F 11.6馬なり助手
2026/7/29(水)栗CW・重[5]6F 87.2 / 5F 70.3 / 4F 55.6 / 3F 40.4 / 1F 12.0馬なり助手

勝った時の最終CWは6F計測で、今回は5F。全体の数字をそのまま引き算しません。比較するなら同じ5Fだった7月22日が近いものの、当時は外寄り、今回は内寄りで、最後の1Fは当時の方が速い。今回の良さは、負荷の種類を組み合わせ、馬なりで全体を運べていることです。

評価:勝ち上がり後も調整の土台は作れている。今回は1勝クラスへの昇級で、調教の内容と相手関係を分けて考えます。調教時計から昇級即通用を断定する評価ではありません。

16鞍を整理すると

見る角度対象馬今回の焦点
好走時の調整パターンとの共通点エリカエクスプレス、ラパンドールCWで負荷をかけ、最終は坂路で整える
最終以前の負荷が重要オンユアマークス、ドラゴン、グランビート軽めの最終だけを見ない
直近の実戦を踏まえた維持調整ノボリリア、レッドレベンディス、シュネルアンジュ本数の少なさだけで不足としない
好走時に近い終いペイシャシス同じ距離でも全体のペース差を見る
時計だけで強気になりすぎないキングメーカー、モックモック調教と実戦の隔たり、併せ馬の位置関係
新馬の負荷と反応カンソウシタイナ、メイショウギフト強い追いの後、終盤をどうまとめたか
全体の進み方を評価ダノンキューブ、ビービーシナジー速い終いだけではなく、全体と負荷の配分
除外前後の比較シルクウォード長めで作った土台と、10月7日の坂路での維持

今回いちばん大切にしたいのは、速く走った馬を並べることではなく、その馬が力を出した時の準備と、今の準備の共通点・相違点を探すことです。中間で負荷をかけて最終を軽くする馬もいれば、日曜に仕上げる馬もいます。坂路の数字が同じでも、終盤の配分は違います。

武豊騎手の16鞍を追う際にも、最終時計一本で結論を急がず、今回の調整が実戦の走りにどうつながるかを見ていきたいと思います。

資料と確認時点

2026年10月9日確認。調教はユーザー提供の競馬ブック保存資料(同日取得)と、シルクウォードの追加提供時計を使用し、収録履歴を確認した上で代表的な時計を抜粋しています。保存資料の範囲を超えた未掲載の調教や映像所見は含めていません。各馬の評価文は当サイトの分析です。

騎乗予定:武豊騎手公式スケジュール。シルクウォードの出走・除外履歴:JRA出馬表。