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武豊騎手の週末9鞍、調教で気になる馬は? ママコチャとギュルヴィ、2歳馬4頭を確認

2026-09-242026年9月26日-27日 阪神・中山

週末9鞍の調教を一週前から確認。ママコチャ、ギュルヴィと2歳馬4頭の状態を整理します。

9月26日(土)の阪神と27日(日)の中山で、武豊騎手の出走予定は9鞍。シリウスステークスのギュルヴィ、スプリンターズステークスのママコチャに加え、2歳馬も4頭いる。今回は9月24日までに確認できた調教を、最終追い切りだけでなく中間の負荷から見直した。出走・騎乗や当日の馬場は最終確認が必要だ。

時計はコースと距離を添えて記す。坂路の「4F」はスタートから約800m、CWの「6F」は約1200mに当たる。終い1Fだけが速くても、そこまでの負荷や脚色、併せ馬の内容が違えば、同じ評価にはできない。

土曜・阪神の6頭

4R ポエジア|2歳新馬・芝1600m

9月16日は栗東CWの6F83.7秒、終い1F11.9秒。武豊騎手を背に一杯に追われ、併せた新馬2頭に先着した。23日の最終は栗東坂路の4F55.7秒、終い1F12.6秒。こちらも一杯で、古馬2勝クラスの馬を追走してわずかに遅れた。最終の勝ち負けだけなら地味に見えるが、1週前に長めから負荷をかけ、格上相手に食らいついた過程は評価したい。新馬戦なので、実戦の落ち着きとゲートは別に確認する。

6R ブリオメンテ|3歳以上1勝クラス・ダ1800m

札幌の直近2戦はともに2着。9月16日の栗東CWは4F55.1秒、終い1F11.8秒を馬なり。23日は同4F52.6秒、終い1F11.1秒まで伸ばし、直線で促されても余力を残した。使ってきた馬だけに、中間で緩めず、最後の反応を上げている点がいい。今回はダ1800mへの条件変更もあるため、調教の良さだけで適性を決めつけず、当日の気配と相手を見たい。

7R エンジェルボイス|3歳以上1勝クラス・芝1600m

9月12日の阪神芝1800mは9着。中1週の今回は、23日に栗東坂路4F55.8秒、終い1F13.2秒を馬なりでまとめた。強い負荷を追加するより、前走後の状態を保つ調整と読める。動きが悪いとまでは言えない一方、この1本だけで前走からの大幅な上積みを主張するのは難しい。距離短縮と当日の気配を合わせて判断したい。

9R スマートポーション|ヤマボウシ賞・ダ1400m

9月17日の栗東CWは6F83.5秒、終い1F11.5秒。一杯に追い、併せた新馬と古馬2勝クラスの馬に先着した。23日は同CWの4F51.1秒、終い1F11.6秒を馬なりでまとめている。1週前に負荷をかけ、当週は余力を残して動けた形。2歳馬4頭の中でも調整過程は分かりやすく好印象だ。ただし、昇級戦の相手関係とダ1400mの流れへの対応は別の課題になる。

11R ギュルヴィ|シリウスステークス・ダ2000m

中9週。9月9日の栗東CWは6F81.3秒、終い1F12.2秒を馬なりで進み、併せ馬にも先着。17日の坂路は4F53.2秒、終い1F13.4秒を一杯に追い、21日にも坂路4F52.2秒、終い1F12.8秒と負荷をかけた。24日は坂路4F59.1秒、終い1F14.2秒を馬なりで整えている。最後の軽い時計だけを見て不足とはしないが、調教欄には馬体の重さを気にする短評もある。休み明けの重賞で、当日の馬体と動きの確認は欠かせない。

12R レッドレベンディス|3歳以上2勝クラス・ダ1200m

中14週。9月18日は栗東坂路4F50.8秒、終い1F12.6秒を一杯に追い、24日は同4F53.9秒、終い1F12.7秒を馬なりで整えた。速い負荷をかけた後に当週は軽く、という流れは明快。長い休み明けでも動きは軽快と読めるが、時計だけで実戦の息持ちまでは保証できない。パドックで馬体とテンションを見て評価を固めたい。

日曜・中山の3頭

5R リンカーンバローズ|2歳新馬・芝2000m

9月19日の栗東CWは6F80.9秒、終い1F11.4秒。一杯に追い、同じ新馬と古馬オープン馬に先着した。23日の坂路は4F54.8秒、終い1F12.7秒を強め。長めからの負荷と併せ馬の内容は目を引く。一方で、新馬の中山芝2000mでは折り合いやコーナーでの走りも問われる。調教の動きがそのまま実戦に出るかを見たい。

9R シルバーウィル|サフラン賞・芝1600m

9月16日は栗東CWの6F84.2秒、終い1F11.3秒を一杯に追った。23日は坂路4F52.6秒、終い1F12.0秒を馬なりでまとめ、軽快な動きが目立つ。1週前に負荷をかけて当週も反応を保った点は好材料。前走を勝った2歳牝馬の昇級戦だけに、強い相手の中でも折り合いを保てるかが焦点になる。

11R ママコチャ|スプリンターズステークス・芝1200m

9月6日のセントウルステークスは3着。その後は17日に栗東坂路4F60.8秒、21日に同4F58.2秒を馬なりで進め、24日は同4F54.4秒、終い1F12.2秒を終い強めで締めた。前走後に急に追い込むのではなく、疲れを見ながら再び反応を確かめる組み立てに見える。今回の時計だけで全盛期との比較を決める必要はない。GIでは枠順、馬場、序盤の位置取りまで含めて最終判断したい。

調教からの結論

2歳馬では、1週前の負荷と当週の動きがつながったスマートポーション、シルバーウィル、リンカーンバローズに目が向く。ポエジアも最終の併せ馬の遅れだけで評価を下げたくない。古馬ではブリオメンテの終いの反応が良く、ママコチャは前走後の調整が穏当。ギュルヴィとレッドレベンディスは休み明けのため、当日の馬体を見てから結論を出す。

これは調教過程の評価であり、馬券の結論ではない。出馬表、枠順、馬場、直前の気配を確認したうえで、各馬が調教で見せた動きを実戦に持ち込めるかを見届けたい。