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7月4日(土) 函館8レース 武豊騎手全8鞍×調教徹底分析 不利・出遅れ組の巻き返し診断つき

2026-07-032026年7月4日 函館 武豊騎乗馬 調教分析

【7月4日(土) 函館8レース】武豊騎手全8鞍×調教徹底分析 不利・出遅れ組の巻き返し診断つき 今週の気になる馬、7月4日土曜の函館2R・4R・6R・7R・8R・10R・11R・12Rの8レースを調教中心に見ていきます。

【7月4日(土) 函館8レース】武豊騎手全8鞍×調教徹底分析
不利・出遅れ組の巻き返し診断つき

今週の気になる馬、7月4日土曜の函館2R・4R・6R・7R・8R・10R・11R・12Rの8レースを調教中心に見ていきます。実はこの8レース、全部に武豊騎手が乗っています。しかもそのうち半分以上が「前走、不利や出遅れで負けた人気馬」。「武豊×巻き返し候補」だらけの一日です。ただし調教を見ると、「買っていい武豊」と「疑っていい武豊」がはっきり分かれました

武豊騎手8鞍の仕分け

第1章 武豊騎乗馬考察 — 8鞍を4段階で仕分け

◎ 本命級① 7R デルマリシリ 3歳以上1勝クラス・牝 芝1200

前走・下北半島特別はプラス12kgの馬体に加えてスタートで躓く不利。それでも立て直して2着ですから、負けて強しの内容です。北村友一騎手も「スタートだけ。勝ち馬が強過ぎた」と。

調教は中1週なので7/1は函館Wを馬なり41.5-12.6の軽め。ただし直前に函館芝で馬なり38.7-12.0を出しており、陣営コメント通り「馬体も絞れてきた」。叩き2走目+馬体減+スタート不利の解消と、上積み材料が三拍子。単勝1.8倍想定でも逆らいにくい。

◎ 本命級② 12R シーズザスローン 3歳以上1勝クラス ダ1700

前走はイレ込みがきつく終始外を回らされての2着。武豊騎手自身が「力は持っています」と言い切った馬で、元々は毎日杯5着の実力馬。このクラスでは格上。

調教が素晴らしい。最終7/1は函館Wで直強め68.8-53.1-38.5-12.3、矢印↗、攻め解説も「復帰戦がいいガス抜きになってますます動きが良くなる」。負けたレースがガス抜きになって調教が一段階上がる、叩き良化馬の理想パターンです。相手のゴールドブレイズ(逃げ濃厚)との一騎打ちムードですが、調教の上昇度はこちら。

○ 押さえ以上① 8R バズアップビート 3歳以上1勝クラス 芝2600

前走・駒ケ岳特別は3歳馬との斤量差がありながらの2着で、武豊騎手も「斤量差もあった」と敗因明確。今回は定量戦に変わるのが大きい。

調教は最終馬なり40.6-12.5で短評「力強い伸び脚」、矢印↗。派手さはないが3週連続で同じ評価が並ぶ安定感。問題は相手。7ヶ月半ぶりのダノンヒストリーが1人気想定です。

○ 押さえ以上② 10R セボンサデッセ 竜飛崎特別・2勝クラス ダ1700

前走・尾瀬特別はゲート内で力んで躓き、体勢を崩しながらの2着。菱田騎手「スタートだけですね」。五分なら勝っていた内容。

中9週ですが栗東で末強め52.4-24.6から入り、6/25強め38.7-12.3、最終も強め52.5-38.0と3本しっかり負荷。最終の併せは古馬1勝馬に0.2秒遅れも「動く馬相手で心配無用」。ゲート五分なら勝ち負け、ただし強敵が2頭いるので押さえ以上。

▲ 妙味① 2R コワンニシタガウ 3歳未勝利 芝1800

前走は函館で6人気7着、ルメール騎手「切れなかった」。一見地味ですが、調教で光ります。

最終7/1、函館Wで馬なりのまま5F 66.6-50.0-36.6-12.4。未勝利クラスで馬なり50秒フラットはこの日の函館組でもトップ級。短評「素軽さ出る」、攻め解説「中1週でも意欲的に攻めて上積み確か」。

調教とオッズが一番乖離している武豊はこの馬。トリニタリオ・メイショウローゼに次ぐ3〜4番手想定なら妙味十分。

▲ 妙味② 6R チャーチルデュース 3歳未勝利 ダ1700

前走は武豊騎手が「厳しい競馬になった。次はいいと思うよ」と明言した5着。騎手が「次」を口にした馬は素直に注目です。

調教は7/2に直線だけの変則追いでラスト11.5、短評「直線の伸び良」、前の◇では一杯に追って「この一追いで良化」。中1週の函館滞在馬らしい整え方。不確定要素の多いレースなので、単より連軸・紐上位で。

× 疑ってかかる① 4R フルムーン 3歳未勝利 芝1200

今日一番の危険な人気馬

単勝3.8倍前後の1人気想定、AI指数もこのレース唯一のAランク。でも調教を見てください

ベスト時計はCWでラスト11.0と派手な数字を持つ馬。ところが今回の中間は—

  • 6/17 ブリンカー着用
  • 6/24 チークピーシズで一杯に追って併せ0.4秒遅れ
  • 最終 G前仕掛けで39.9-13.4、短評「追われて案外」

攻め解説:「中間は1ハロン13秒を切れず。馬具を試行錯誤も集中力散漫」

前走も1人気で「全然進まなかった」6着。馬具をとっかえひっかえは陣営が気性面を持て余しているサイン。時計の履歴書は立派なのに直前の中身が伴わない典型的な危険パターン。武豊乗り替わりで人気するなら嫌いたい。

× 疑ってかかる② 11R シカゴスティング TVh杯・3勝クラス 芝1200

AI指数3位、単勝4倍想定の上位人気。前々走に「3〜4角でのめる不利」があった巻き返し候補でも、最終追いの攻め解説がはっきり言っている。

「元気はいいが、いい時に比べると走りがこぢんまりしていてパッとしなかった」

ベスト時は強めに追って5F 50.8-37.5と動く馬だけに、これは明確な下降サイン。同レースには調教絶好調の馬が2頭いる。人気なら3列目まで。

第2章 調教分析 — 光った馬・沈んだ馬

🌟 調教だけで買える5頭

① 10R ケイアイアギト(鮫島克駿)
ユニコーンS3着の実績馬が、プール併用で心肺を作りながら6/24に美Wで強め36.6-11.3、相手は古馬オープンのラタフォレスト。最終も同馬相手に馬なりで併入し、「オープン級古馬相手で中身の濃い併せ馬。態勢万全」。矢印↗。2勝クラスで相手の格が違います。
② 2R トリニタリオ(横山和生)
最終、鞍上を背に馬なりで67.9-52.4-38.2-11.9、短評「抜群の脚捌き」矢印↗。ここ2走続けて2着、前々走は出遅れて動けずの2着。力上位+調教上位+不利解消の3点セット。コワンニシタガウとの調教2強対決です。
③ 11R マーブルパレス(斎藤新)
函館連勝中。最終は併せで1.4秒先行して「引っ張り切りの手応え」、矢印↗。中2週で3本時計の順調さも文句なし。シカゴスティングとの調教比較なら明確にこちら。
④ 8R ダノンヒストリー(浜中俊)
7ヶ月半ぶりですが休養前に美浦で20本以上乗り込んだ貯金があり、帰厩後も6/24に強め35.8-11.5、最終は函館Wで馬なり39.7-12.2、矢印↗。「馬なりで楽に動けているのが成長の証」。東スポ杯G2で1人気の良血の休み明けとしては態勢十分。
⑤ 6R レッドフロイデ(河原田菜々・★3kg減)
騎手自身が跨って最終一杯53.6-39.7-12.8、短評「高いレベルで安定」。ここ2走は逃げて3着・2着と堅実で、53kgで出られるのは大きい。AI指数2位に対して人気は3倍前後、堅実さを買うならこの馬。

⚠ 調教で消せる・割り引ける馬

  • 4R フルムーン:前述の通り。1人気候補で最大の妙味源
  • 6R トルークマクト(福永厩舎・初ダート):最終はゲート発進の確認だけ。「1週前に作って最終馬なり」の"作る日"が見当たらず、ゲート矯正中のサイン
  • 10R オセアバトルプラン:チークP着用で一杯に追って格下に0.4秒遅れ、最終も「ズブさ見せる」
  • 8R アスクファイアモア:最終は強めに追って73.4-42.5-13.5と時計出ず、「叩いた効果は案外」
  • 11R サウスバンク(AI指数1位):取消明けの最終自体は悪くないが、1週前に追えておらず本数不足。マーブルパレスより下の2番手評価

第3章 レース別 力上位×調教上位 突き合わせ

8レースを「力上位馬」と「調教上位馬」が一致しているか、ズレているかで見ていきます。一致していれば素直に、ズレていればそこが馬券の狙い目です。

函館2R 3歳未勝利 芝1800

力上位:トリニタリオ(2着2回、出遅れ不利の解消待ち)

調教上位:トリニタリオ、コワンニシタガウ、ニシノマルガリート

力と調教が一致するトリニタリオ軸。ただし馬なり50.0のコワンニシタガウが調教では互角以上で、武豊の相馬眼込みで妙味はこちら。ニシノマルガリートまでの3頭で。

函館4R 3歳未勝利 芝1200 ★荒れ候補

力上位:フルムーン、スッサンエア(3走連続小差)

調教上位:スッサンエア(1週前一杯でホウショウリュウに0.4秒先着)、ホウオウザロイヤル、ルージュフィーリア

力上位と調教上位が完全に割れたレース。1人気フルムーンの調教が今日ワースト級なので、スッサンエア軸に、初出走2頭を厚めに。荒れるならこのレースです。

函館6R 3歳未勝利 ダ1700

力上位:ブレイズランナー、レッドフロイデ、ララニューディー(AI1位・初ダート)

調教上位:レッドフロイデ、チャーチルデュース

ブレイズランナーは最終がG前仕掛けで新馬に0.2秒遅れとパンチ不足。堅実さのレッドフロイデ+直線ラスト11.5のチャーチルデュースを合わせた3頭ボックスが好バランス。

函館7R 3歳以上1勝クラス牝 芝1200

力上位:デルマリシリ、ツルノマイハシ

調教上位:デルマリシリ、メイショウハッケイ(最終馬なり40.1-12.2「元気一杯」↗)

力と調教が一致するデルマリシリで固い。相手はハッケイ→ツルノマイハシの順。ハッケイは「ステッキで尻尾を振る気性」で勝ち切れないタイプなので2〜3着付けが妙味。

函館8R 3歳以上1勝クラス 芝2600 ★力=調教が綺麗に一致

力上位:ダノンヒストリー、バズアップビート

調教上位:両方↗。ダノンは「馬なりで楽に動ける成長」、バズは「力強い伸び脚」3週連続

今日一番「力上位=調教上位」が綺麗に揃った2強レース。7ヶ月半ぶりのダノンか、使われて上昇のバズか。長期休養明けの2600mという課題を重く見てバズアップビート先着と読みますが、2頭軸で3着に3歳グランアルトを拾うのが本線。

函館10R 竜飛崎特別 2勝クラス ダ1700

力上位:ケイアイアギト、ディアウス、セボンサデッセ

調教上位:ケイアイアギト、セボンサデッセ

ハイペース濃厚の多頭数。力・調教とも最上位のケイアイアギトが「揉まれ弱さ」の不安をクリアできるか。正攻法で運べる枠と鮫島駿継続なら軸。「前走スタート不利コンビ」のセボン・ディアウスが相手筆頭。3頭で決まる可能性が高い一戦。

函館11R TVh杯 3勝クラス 芝1200

力上位:サウスバンク、マーブルパレス(4戦3勝)、シカゴスティング

調教上位:マーブルパレス↗、パクスロマーナ

転厩2戦目で上積み濃厚のマーブルパレスが軸。取消明けでも動きの良いサウスバンクが対抗。シカゴスティングは調教下降で3列目、代わりに調教安定のパクスロマーナを引き上げます。

函館12R 3歳以上1勝クラス ダ1700

力上位:シーズザスローン、ゴールドブレイズ(単騎逃げ濃厚)

調教上位:シーズザスローン(直強め38.5-12.3・↗「ますます快調」)

少頭数で展開はゴールドブレイズの逃げvsシーズザスローンの捲り。力と調教の重なるシーズザスローンが本命、ブレイジングスターが枠次第の3番手。メインより堅く収まると見ます。

気になる馬まとめ

函館の8鞍でまず目を引くのは、調教の動きとレース条件がかみ合っているケイアイアギト。時計の出方に余裕があり、ここは素直に注目しておきたい一頭です。

巻き返し候補ではデルマリシリシーズザスローン。前走だけで評価を下げるより、今回の条件替わりや状態面を含めてもう一度見直したい組です。

一方で、人気や名前だけで飛びつきにくいのがフルムーン。能力はあっても今回は条件面と仕上がりの噛み合わせを慎重に見たいところです。

全体としては、無理に全レースを追うより「調教で上がってきた馬」と「前走不利・出遅れから条件が好転する馬」を中心に絞るのがよさそうです。