重賞

富士S想定 武豊とアドマイヤズームの秋初戦を分析 馬なりの1週前追いとシュガークンのマイル再挑戦

2026-10-102026年10月17日 富士S

武豊騎手とアドマイヤズームの秋初戦。1週前の馬なり坂路追いを中間の過程と比較し、東京マイルの相手15頭、シュガークンの距離短縮を整理。10月10日時点の想定展望。

10月17日の富士ステークスは、武豊騎手とアドマイヤズームの再始動が楽しみな一戦です。春は初コンビのマイラーズCを勝利。その後、爪の不安で安田記念を回避しましたが、秋は富士SからマイルCSへ向かう計画が示されています。

注目したいのは、1週前に武豊騎手が乗ったことだけではありません。コースで長めの追い切りを消化したうえで、坂路でも馬なりのまま速い時計を出したこと。 中間をつなげて見ると、秋初戦に向けた準備が具体的に見えてきます。

一方、相手には東京重賞を勝っているトロヴァトーレ、連勝中のアンパドゥ、3歳のカヴァレリッツォとエコロアルバ。さらにシュガークンも、久々のマイルに向かう想定です。ズームを中心に、復帰の過程と東京芝1600mでの相手関係を整理します。

富士Sの想定15頭

2026年10月10日時点。東京芝1600mのGIIで、出走馬・騎手はまだ想定段階です。今回の想定騎手と前走騎手を分けて掲載します。10月9日付の想定馬・騎手

馬名今回の想定騎手前走日前走距離着順前走騎手
アドマイヤズーム武豊2026. 4.26マイラーG2芝1600m1着武豊
アンパドゥ岩田望来2026. 7.26関屋記念HG3芝1600m1着岩田望来
ウォーターリヒト幸英明2026. 6. 7安田記念G1芝1600m13着高杉吏麒
エコロアルバ坂井瑠星2026. 6.21しらさぎG3芝1600m3着横山和生
エンペラーズソード木幡巧也2026. 4. 4ダービーHG3芝1600m8着丹内祐次
カヴァレリッツォ北村友一2026. 5.10NHKマG1芝1600m12着西村淳也
キープカルム荻野極2026. 8.16中京記念G3芝1600m9着柴田裕一
シュガークン吉村誠之助2026. 6.14宝塚記念G1芝2200m17着吉村誠之
シンフォーエバー未定2026. 6.21しらさぎG3芝1600m17着吉村誠之
デビットバローズ池添謙一2026. 6.28函館記念HG3芝2000m11着岩田望来
トロヴァトーレC.ルメール2026. 6. 7安田記念G1芝1600m9着ルメール
ファンダム戸崎圭太2026. 9. 5オータムHG3芝1600m4着戸崎圭太
ファーヴェント三浦皇成2026. 7.26関屋記念HG3芝1600m3着西塚洸二
マジックサンズ横山和生2026. 8.16札幌記念G2芝2000m6着横山和生
ミトノオルフェ菅原明良2026. 4. 5心斎橋H・3勝芝1400m1着ルメール

この顔ぶれなら、ズームの先行力と、東京で実績を持つ差し馬の末脚が大きな比較軸になります。ただし、逃げる馬が何頭いるかだけでペースは決まりません。前に行ける馬がどの位置を選び、ズームがどこで力を抜けるかを見たいレースです。

アドマイヤズームの近況

アドマイヤズームは9月17日に栗東へ帰厩。友道康夫調教師は、放牧先で爪のケアを受けたことと、富士Sを経てマイルCSを目指す方針を説明しています。春のマイラーズC以来、約5か月半ぶりの実戦になります。9月18日付の帰厩報道

一度レースで結果を出した武豊騎手が、今回も1週前に乗って状態を確かめています。10月8日の報道では、友道調教師は動きと騎手の感触を前向きに評価しています。調教を進められていることは好材料ですが、爪の状態が今後も維持されるかは本番まで見守りたいところです。1週前追い切りの報道

春の勝利で見せた形

4月26日のマイラーズCは、芝1600mを1分31秒7で勝利。通過順は2番手、2番手で、上がり3ハロンは33秒3でした。

重要なのは、ただ前に行ったことではありません。行く馬を行かせて2番手で運び、直線まで無駄な力を使わず、必要な場面で反応できたことです。初コンビでも逃げに固執せず、周囲の出方に合わせられた。今回もこの運びを再現できれば、後方勢に対して先に動ける強みがあります。

ただし、春に勝ったのは京都。東京は左回りで、直線には坂もあります。京都での勝ち方をそのまま当てはめるのではなく、東京の直線まで余力を持ち込めるかが今回の課題です。

NHKマイルC14着をどう扱うか

東京マイルでは、昨年のNHKマイルCで14着でした。この着順は無視できませんが、それだけで東京不向きと決めるのも早いと思います。

同レースは先頭の前半3ハロンが33秒4。ズームは前の位置で運び、落鉄も報告されています。馬群で力む場面もあり、単に直線の長さだけで負けたレースではありません。これは当時のレースラップと記録からの振り返りで、33秒4はズーム自身の個別ラップではありません。

今回見たいのは、前に行くか控えるかの二択より、周囲が速くても自分のリズムを保てるか。 春に武豊騎手と示した折り合いが、その答えにつながるかに注目します。

秋の中間調教

時計は提供された調教記録によります。CWの角括弧は通った位置の表記です。坂路・CW・プールを同じ物差しの「速さ」で比較せず、役割を分けて見ます。

日付騎乗者コース・馬場時計(秒)追い方・併せ馬
9/21助手栗東坂路・良 1回4F 53.4-39.3-25.9-13.0馬なり余力
9/23助手栗東坂路・良 1回4F 61.3-44.7-29.1-14.4馬なり余力
9/24助手栗東坂路・良 1回4F 56.9-40.3-25.0-12.2馬なり余力
9/25・9/26―栗東プール1周・2周プールで調整
9/27助手栗東CW・稍重 [7]6F 87.3-71.7-55.7-39.8-11.5馬なり余力
10/1助手栗東CW・良 [5]6F 82.2-66.4-51.2-36.0-11.1末強め追う/メリオーレム(一杯)の外0.8秒先行同入/動きキビキビ
10/2―栗東プール2周プールで調整
10/4助手栗東坂路・良 1回4F 58.4-42.3-27.3-12.6馬なり余力
10/6―栗東プール2周プールで調整
10/8武豊栗東坂路・良 1回4F 51.7-36.7-23.7-12.3馬なり余力

9月下旬に坂路とCWを使い、10月1日はCWで6ハロンから末を伸ばす内容。その後、坂路とプールを挟み、8日に武豊騎手で1週前追いを消化しました。8日の一本だけで急に仕上げたのではなく、コース追いを含む準備が先にある点を評価します。

10月1日は長めからの運動量

10月1日のCWは82秒2、終い11秒1。メリオーレムに対して外を先行し、同入しています。相手は一杯、ズームは末強め。追い方の違いは前向きな材料ですが、ズームが先に走り出した併せ馬なので、単純に相手を圧倒したと読む内容ではありません。

9月27日のCWより全体時計が速くなっています。ただし、稍重と良の違いに加え、通った位置も外めの[7]から[5]へ変わっています。時計短縮をすべて状態上昇の大きさに置き換えるのではなく、負荷を上げる段階に入ったと捉えます。

武豊騎手の1週前は馬なりで負荷

比較項目2025年10月のベスト欄2026年10月8日
コース栗東坂路・良栗東坂路・良
4F51.451.7
3F37.436.7
2F24.223.7
1F12.212.3
追い方一杯に追う馬なり余力
騎乗者提供ベスト欄では不明武豊

全体は掲載ベストより0秒3遅いものの、今回は馬なりです。最後の2ハロンの合計は0秒5速く、強く追い立てずに速い区間をつくれた点が目を引きます。

ただし、この比較から自己ベスト更新や過去最高の状態とまでは言えません。騎乗者の負担、時間帯、馬場の細かな違いなどは揃っていないからです。評価は「一杯だった掲載ベストに近い全体時計を、今回は馬なりで出した」までが妥当でしょう。

10月8日の区間計算した1F時計
最初の1F15.0
次の1F13.0
次の1F11.4
最後の1F12.3

累計時計の差から求めると、最後は11秒4から12秒3へ減速しています。「終いまで加速し続けた」という調教ではありません。 一方、坂路の最後だけで悪いと決めるのも短絡的です。途中に速い区間をつくり、全体としてしっかり時計を出した内容。映像で余力や手前を確認していない以上、減速の原因まで決めつけず、「馬なりで速い全体時計、途中で大きく加速した」と整理します。

春の調教記録と今回を分けて見る

日付騎乗者コース・馬場時計(秒)追い方・併せ馬
日付未詳 ■助手栗東P・良 [7]6F 83.7-67.8-52.7-37.7-11.5馬なり余力/久々も動き軽快
4/30・5/1・5/2・5/3―栗東プール各2周プールで調整
5/7助手栗東坂路・良 1回4F 58.1-42.7-27.9-13.9馬なり余力
5/8―栗東プール2周プールで調整
5/10助手栗東坂路・良 1回4F 58.4-42.2-27.3-13.3馬なり余力
5/14助手栗東坂路・良 1回4F 52.9-38.0-24.4-11.9馬なり余力
5/17助手栗東CW・良 [9]4F 60.0-43.3-13.6馬なり余力
5/21助手栗東CW・良 [8]6F 84.7-69.2-53.3-37.6-10.7馬なり伸る/動きハツラツ
5/24助手栗東坂路・良 1回4F 56.3-40.6-25.6-11.9馬なり余力
5/31助手栗東坂路・良 1回4F 55.8-39.6-25.2-12.1馬なり余力

5月14日の坂路は馬なりで52秒9、終い11秒9。今回の10月8日は全体が1秒2速く、終いは0秒4遅い。これは単純な優劣というより、どこで速く走ったかが違います。

5月21日のCWでは終い10秒7が出ていますが、坂路の終い12秒3と横並びにしてはいけません。コースも走行距離も違います。また、これら5月の調教は4月26日の勝利より後です。マイラーズCを勝つ直前の調教として紹介しないことが重要です。 春も調教では動いていた一方で、その後は爪の不安で安田記念を回避しました。速い時計と、無事に出走できることは別に確認する必要があります。

日付が「■」のポリトラック記録は、過去の参考として掲載しました。どのレースの直前だったかは特定せず、今回の本数にも数えません。プールも春秋に記録があり、それだけで故障の再発や回復具合を判断するものではありません。

ズームが向き合う相手

東京実績で比較したいトロヴァトーレとアンパドゥ

トロヴァトーレは東京新聞杯、エプソムCと、今年の東京で重賞2勝。前走の安田記念は9着ですが、後方から上がり33秒1で勝ち馬から0秒7差でした。直近の着順だけで評価を落とす相手ではありません。ズームが前で脚を残せるかを考える際、東京で中団以降から差してきた実績が最も気になる一頭です。

アンパドゥは分倍河原Sと関屋記念を連勝。東京1600mでも勝っており、新潟だけの実績馬ではありません。関屋記念は記録上、不良馬場で0秒9差の勝利。状態と勢いは魅力ですが、勝ち方の大きさをそのまま別の馬場・相手に移せるとは限りません。富士Sの流れで、後方からどこまで届くかが比較点です。

3歳2頭は春の着順から巻き返せるか

カヴァレリッツォは昨年の朝日杯FS勝ち馬。今年は皐月賞13着、NHKマイルC12着と結果が出ていません。マイルG1を勝った実績は上位ですが、秋初戦で競馬のリズムを取り戻せるかを見たい一頭。今回の想定は北村友一騎手です。

エコロアルバは東京1600mのサウジアラビアRC勝ち馬。NHKマイルC9着のあと、古馬と戦ったしらさぎSで3着、勝ち馬から0秒1差でした。世代戦の実績だけでなく、古馬相手のマイル重賞で接近したことが買える材料です。坂井瑠星騎手の想定で、ズームとは前後の位置取りが違う可能性があります。

着順以上に接近している組

ファンダムはしらさぎS4着が0秒1差、京成杯AH4着が0秒2差。勝ち切れていなくても、大きく離されているわけではありません。想定は戸崎圭太騎手。直線でどこから動けるかによって上位に迫れる相手と考えます。

ファーヴェントは春のマイラーズCでズームから0秒3差の6着。ダービー卿CTでもタイム差なしの3着、関屋記念でも3着でした。実際に同じレースでズームに近かった相手です。前の位置でも運べるため、ズームの近くでどんな形になるかを見ておきたい馬です。

キープカルムはしらさぎS2着が0秒1差。前走の中京記念9着は後方からで、近走に好走と凡走の両方があります。想定は荻野極騎手。末脚を生かせる位置まで運べるかが課題です。

ウォーターリヒトは昨年のマイルCS3着、今年の東京新聞杯3着。近2走はともに13着ですが、春のマイラーズCは0秒5差でした。上がりだけでは届かない位置取りが続いており、想定の幸英明騎手がどう流れに乗せるかを見ます。

マジックサンズも距離を戻す

マジックサンズは昨年のNHKマイルCで2着。その一方、昨年の富士Sでは10着でした。同じ東京マイルでも、流れと折り合い次第で結果が変わっています。今春はエプソムC4着、夏は函館記念5着、札幌記念6着。中距離からマイルへ戻り、想定の横山和生騎手とリズムよく走れるかに注目します。ズームと同様に、過去の東京での一戦だけを切り取らないことが大切です。

前に行く馬と距離変更組

エンペラーズソードは東京1600mの秋色Sを逃げ切った実績があります。今年の重賞・オープンでは着順を落としていますが、ズームのレースを考えるうえでは、ハナを主張するかどうかが重要な存在です。今回の想定は木幡巧也騎手。

デビットバローズは昨年の鳴尾記念勝ち馬。近2走は2000mで大阪杯8着、函館記念11着です。1600mでは昨年のしらさぎS5着があり、未経験の距離ではありません。短縮した流れに乗りながら、持ち味を出せるかが論点になります。

シンフォーエバーは近走の1400m前後、1600mで苦戦。前走しらさぎSは17着でした。立て直しの内容を見たい段階で、今回の騎手も想定記事では未定。以前のイメージだけで必ず逃げる馬と決めつけないようにします。

ミトノオルフェは1400mの2勝クラス、3勝クラスを連勝してきました。今回は半年ほどの間隔と、重賞への相手強化、1600mへの延長が重なります。マイルの1勝クラス勝ちはありますが、近2勝と同じ走りで足りるかは別の課題。スワンSの候補として追っていた方も、出走先の更新を確認したい馬です。

シュガークンは宝塚記念以来の再始動

シュガークンは9月8日の報道で富士Sへ向かう方針が示され、10月9日の想定にも吉村誠之助騎手とのコンビで名前が入りました。清水久詞調教師は、スタートと序盤のスピードをマイル参戦の材料に挙げています。富士Sへの参戦方針

今回は「故障から約2年ぶりの復帰戦」ではありません。その復帰は今年5月の新潟大賞典で既に行っており、15着。続く宝塚記念が17着でした。富士Sは宝塚記念以来、約4か月ぶりの再始動です。JBISの競走成績

マイルは初めてではない

デビューは京都芝1600mで、ワールズエンドの2着。その後、2000m、2200m、2400mで勝ち、青葉賞も制しました。今回は初マイルではなく、デビュー以来のマイルです。

中長距離で前につけていたからといって、マイルでも同じ余裕で先行できるとは限りません。逆に、距離短縮で走ることへの集中が良い方向に変わる可能性もあります。清水久詞調教師が挙げた序盤のスピードを、道中の折り合いと両立できるかが焦点でしょう。

中間は長めから馬なりで時計を詰める

日付騎乗者コース・馬場時計(秒)追い方・併せ馬
日付未詳 ■助手栗東坂路・稍重・ハロー 1回4F 55.7-40.0-26.0-13.1馬なり余力/好馬体目につく
日付未詳 ◇吉村誠之助栗東坂路・良・ハロー 1回4F 53.2-38.6-25.0-12.4馬なり余力/小気味いい走り
9/21吉村誠之助栗東坂路・良 1回4F 53.8-39.0-25.2-12.4馬なり余力
9/24助手栗東坂路・良・ハロー 1回4F 52.9-38.2-24.8-12.2馬なり余力
9/27吉村誠之助栗東CW・稍重 [9]4F 55.3-38.4-10.8馬なり伸る/チェリヴェント(馬なり)の外1.1秒先行同入
9/30吉村誠之助栗東CW・重・ハロー [9]6F 85.4-70.2-54.7-38.7-11.5馬なり余力/チェリヴェント(一杯)の外1.8秒先行同入、マイネルエンペラー(馬なり)の外0.9秒先行同入/順調に乗る
10/3吉村誠之助栗東CW・良 [9]6F 83.4-67.3-52.0-36.8-11.2馬なり余力/ロータスピーク(強め)の外1.7秒追走0.6秒先着、ドリームアース(一杯)の外1.3秒追走1.2秒先着
10/7吉村誠之助栗東CW・良・ハロー [9]6F 80.8-64.9-50.1-36.0-11.4馬なり余力/ドナズエクリプス(馬なり)の外1.3秒追走0.1秒先着、シャルクハフト(一杯)の外0.2秒追走0.5秒先着/楽に好時計

10月3日はCWで6ハロン83秒4、7日は80秒8。ともに良馬場で外めの[9]を通り、馬なりで全体時計を詰めています。7日は馬場整備後という違いもあるため、短縮幅がそのまま状態上昇を示すわけではありませんが、長めから速く走る準備が進んだことは読み取れます。

7日は3勝クラスのシャルクハフトを追走して先着。相手が一杯だったことも含め、調教で動けているのは前向きな材料です。ただし、2歳未勝利馬への先着と、古馬3勝クラスへの先着は相手の条件が違います。相手を一括して「強豪を圧倒」とするような読み方はしません。

提供記録には2024年2月のベスト、CW78秒1もあります。ただし、当時は稍重で[6]、直線強め。今回は良で[9]、馬なりです。2年前の全体時計だけで「以前より劣る」とは判断できません。復帰後の実戦2走は苦戦しているので、調教の動きをレースで出せるかを見たい段階です。

現時点での見立て

私の中心はアドマイヤズームです。春に武豊騎手とのコンビで示した、前につけても折り合える運び。秋はコースで長めをこなし、主戦騎手が坂路で速い時計を出した過程。この二つが期待の根拠です。

比較の基準は東京の重賞実績があるトロヴァトーレ。勢いと東京マイル実績を併せ持つアンパドゥ、古馬重賞で接近したエコロアルバ、僅差の競馬が続くファンダムも気になります。シュガークンは、その列に無条件で並べるというより、距離変更で何を見せるかを丁寧に追いたい一頭です。

最終追い切りでは、さらに速い時計を求めるより、1週前に負荷をかけたあとも落ち着きと反応を保っているかを確認したい。出馬表が出たら斤量と枠、当日は馬場と気配。前に行く馬が競り合うのか、ズームが一列後ろで運べるのかまで合わせて、最終判断につなげます。

富士Sで期待するのは、ただ復帰する姿だけではありません。武豊騎手と再び息を合わせ、マイルCSへ向けて競馬の形を示すこと。秋の続きを楽しみにできる一戦になってほしいと思います。

データと出典

戦績と通過順は提供されたTARGET出力、調教は提供記録を使用。中間の評価と展開の見立ては当サイトの分析です。今回の調教評価はアドマイヤズームとシュガークンの2頭に絞り、他馬の調教を採点したものではありません。